4月5日、2012年度の入学宣誓式が本学総合体育館で挙行されました。今年度は大学院工学研究科博士後期課程4名、博士前期課程116名、情報科学研究科博士前期課程19名、知的財産研究科専門職学位課程27名、工学部1,170名、情報科学部421名、知的財産学部154名、計1,911名の新入生を迎えました。
　井上正崇学長は式辞の中で、「東日本大震災から一年を経て日本が歴史の大きな変換点にある今春、本学に入学される皆さんには、心を新たにして目線を高く、真剣に大学生活に臨んでほしいと思います。そしてそれぞれの夢を実現するため、自分が将来、社会の一員としてどんな人生を歩みたいのかよく考えて勉学に励んでください」と激励の言葉を贈りました。また、国内では高齢化社会や人口減少、海外に目を向ければ円高や新興国の急成長など、日本を取り巻く状況が大きく変化していることに触れ、「皆さんには次世代のエネルギー源になる存在になってほしいと思います。逆境こそが新しい価値を生み出すチャンスです。世界が日本の再生と復興に注目しています」と、国境を越えて国際的に通用する人間を目指してほしいと期待を寄せました。
　式の最後には、應援團と体育会に所属する課外活動団体の有志学生による大学歌の紹介があり、新入生を歓迎する力強い歌声で会場を盛り上げました。