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「100万人のキャンドルナイト@OSAKA CITY2012 Summer」に本学チームが出展しました

2012.06.16

  • 空間デザイン学科「243studio」の作品(茶屋町) 空間デザイン学科「243studio」の作品(茶屋町)
  • 建築学科「大吉」の作品(茶屋町) 建築学科「大吉」の作品(茶屋町)
  • 建築学科「工大キャンドラーズ」の作品(西梅田) 建築学科「工大キャンドラーズ」の作品(西梅田)

 6月6日と13日に大阪・梅田エリアで開催された「100万人のキャンドルナイト@OSAKA CITY2012 Summer」に、工学部建築学科と空間デザイン学科の学生チームが初めて参加し、梅田の街中をキャンドルアートで彩りました。例年夏至と冬至に合わせて実施されているこのイベントは、環境問題や暮らしを見つめなおす文化・社会的な活動で、本学からは茶屋町ナイトに両学科から各2チーム、西梅田ナイトには各1チームの計6チームが、メインイベントの1つ「キャンドル回廊」に出展しました。
 6日の茶屋町ナイトに出展した建築学科のチーム「D-studio」は、昨年の東日本大震災を機に人とのつながりや絆、思い出の大切さを改めて感じたことから「人にとって大切なもの それは人」をテーマに、人の記憶の中にある大切な人の姿や思い出のシーンを表現しました。同じくチーム「大吉」は、パンチングメタルやモノラボ(ものづくりセンター)で加工した金属の切り子を用いて都市のうつろい(年、歳月)をテーマに制作。発展の影で寂れ行く街並みの美しさにも着目し、建築を学ぶ学生らしい視点が生かされた作品となりました。
 一風変わった作品で若い女性を中心に多くの来場者を魅了したのは、空間デザイン学科チーム「243studio」です。茶屋町は多くの女性が美しくなる場所であるとのコンセプトから、クチュール素材とキャンドルを用いて、女性が輝く瞬間をウエディングドレスで表現しました。同じく「reflecter」チームは、空間をダイナミックに使い、吊り下げられたたくさんの鳥かごをモチーフにした作品を展示し、多くの来場者が足を止めて見入っていました。
 13日の西梅田ナイトでは、建築学科のチーム「工大キャンドラーズ」が900個以上のキャンドルを使い、水の波紋をモチーフにした空間に広がりのある作品を出展しました。本学が梅田エリアに新しいキャンパスを展開する計画があることから、大阪中心部にも波紋のように広がっていこう、大阪工大の勢いを広げていこう、というメッセージが込められています。空間デザイン学科のチーム「320」の作品は、都会の慌ただしい毎日のほんの一瞬を心に留めてほしい、という願いが込められたものです。一瞬を切り取るために設けられたフレームを通して撮影しようと多くの来場者の列ができました。
 参加した学生たちは制作過程はもちろん、完成した作品を多くの人に見ていただき、さまざまな感想をお聞かせいただいたことで大きな達成感と充実感を得たようです。また今後の研究・制作活動につながる良い刺激を受ける機会となり、次回冬至に合わせて開催される同イベントにも出展したいと早くも意欲を見せています。

 キャンドルナイトの本学学生チームの作品の写真は大阪工大Facebookで公開していますのでぜひご覧ください。
  大阪工大Facebook 公式ページはこちら