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知的財産・国際公開セミナーを開催しました

2012年7月5日

  • 基調講演を行う遠藤氏 基調講演を行う遠藤氏
  • パネルディスカッションの様子 パネルディスカッションの様子
  • 会場からも積極的な質問が続きました 会場からも積極的な質問が続きました

 7月2日、専門職大学院知的財産研究科は、ワシントンン大学ロースクール教授で本学客員教授の竹中俊子氏をコーディネーターとして、国内外から有識者をゲストスピーカーに迎え、本学大阪センター(梅田サテライトキャンパス)で「グローバル特許権行使戦略」をテーマに「知的財産・国際公開セミナー」を開催しました。このセミナーは、米国特許法改正とEU知的財産権行使指令の影響と日本企業戦略のトレンドについて、訴訟経験豊富な各国の弁護士などからの事例報告などを通じて考察を深めることを目的に実施したもので、企業の知的財産部門の関係者や弁理士、本学の大学院生や本学で研修中のJICA研修生など約80人が参加しました。
 井上学長のあいさつに続き、本田技研工業株式会社 ブランド・知財企画室 主幹の遠藤嘉浩氏から「Hondaの知財訴訟戦略」と題して基調講演がありました。講演では、技術(=知的財産)を重視する同社の社風、世界中で創出される知的財産権の全てを日本の同社で集中管理していること、特許侵害に対しては国や地域を問わずに毅然とした対応をとる同社の方針などについてお話いただきました。また実際にあった汎用製品の特許侵害事件を例に、フランスやドイツなどで訴訟提起し、模倣品の差し止め請求を勝ち取るまでのプロセスなどについて説明していただきました。
 基調講演に続いて「訴訟提起準備に関する争点」と「特許無効の主張と抗弁」をテーマに、各国の知財訴訟事情に詳しいアメリカ、ドイツ、日本の弁護士の方々をパネリストに迎え、パネルディスカッションを行いました。特許侵害訴訟を提起するにあたり、各国の事情を踏まえてどのような準備が必要になるか、相手への警告状や証拠入手の手続、原告が自分に有利な判決が見込まれる国で訴訟を提起する訴訟戦略であるフォーラムショッピングなどについて、各国における事例報告を受けて議論が展開されました。聴講していた企業関係者からも積極的な質問が続き、日本企業のための特許侵害訴訟における戦略について、参加者とともに考察を深める機会になりました。

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