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第20回機械材料・材料加工技術講演会の“特別講演会”で本学OBの棚橋秀行氏が講演をおこないました

2012.12.11

  • 講演をおこなう棚橋氏 講演をおこなう棚橋氏
  • 酒見君(左)と信頼の大切さについて語られました 酒見君(左)と信頼の大切さについて語られました
  • 聴講者を巻き込んだ参加型の講演会となりました 聴講者を巻き込んだ参加型の講演会となりました

 12月1日~12月2日、大宮キャンパスにおいて一般社団法人日本機械学会 機械材料・材料加工部門主催の第20回機械材料・材料加工技術講演会が開催され、本学OBで宇宙開発協同組合(旧:東大阪宇宙開発協同組合)SOHLA専務理事、棚橋電機株式会社代表取締役社長の棚橋秀行氏が“特別講演会”で「人工衛星プロジェクト -モノづくりは人づくり-」をテーマに講演をおこないました。
 講演では、同組合が開発に取り組み、打ち上げに成功した人工衛星「まいど1号」について「大阪を活性化し不況にあえぐ東大阪を、若者が集まる元気な町にしたいとしてプロジェクトはスタートしましたが、さまざまな問題が表面化し、何度となく危機に直面しました」と成功に至るまでの苦難と夢に向かって挑戦し続けた過程について、ユーモアを交えながら話されました。「ものづくりの世界では常に100点満点を目指すことで信頼関係が築かれます」とし、本学の学生らが製作に携わり9月にインドから打ち上げられた小型人工衛星「プロイテレス」開発メンバーの酒見君を壇上に上げ、ものづくりにおいていかに“信頼”が大切であるかを語られました。また、目標に対する“成功の方程式”として「大きな夢と希望、そして高い志を持ち、成功するまでやり続けることが大切です」と聴講者へメッセージを送られました。
 今回の講演会開催期間中には特別講演会以外に、技術講演会や「大阪の中小企業の底力」をテーマとした技術フォーラムなどが開催され本学の多くの学生が参加しました。技術フォーラムではプレゼンテーションの後に熱心に質問をする本学の学生の姿が見られ、フォーラムに参加した企業の方から「大阪工業大学の学生さんは誠実で前向きな方が多い」との言葉をいただきました。