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第5回「Design Relay Talk2012」を開催しました

2012.11.19

  • 講演する原田氏 講演する原田氏
  • ゲストトークの様子 ゲストトークの様子
  • フリートークでは活発な議論が展開されました フリートークでは活発な議論が展開されました

 11月17日、工学部建築学科と空間デザイン学科が企画し、大阪工業大学デザインリレートーク実行委員会が運営する第5回「Design Relay Talk2012」を大宮キャンパスで開催しました。アートディレクター/デザイナーである原田祐馬氏をゲストスピーカーに迎え、「デザインの価値とは」をテーマに講演いただき、学内外から約50人が参加しました。
 第1部ゲストトークでは、アーティストとして活躍されているヤノベ ケンジ氏のもとで働いた貴重なご経験のお話や、仕事に対しては、グラフィックだけではなく、そのプロジェクトの上流から下流まですべてを見渡すように心がけていることなどをお話いただきました。また、大阪の街を国際水準のデザインと思考の発信場とすることで、状況をデザインする『DESIGNEAST』のディレクターとしての役割について紹介がありました
 第2部フリートークでは、参加者が同氏を囲んで4人1組になって円を作り、同氏への質問を考え、それを投げかけて活発な議論が展開されました。「デザイン的に専門性の高い作品をデザイン分野に関係のない人たちに向けてどう発信していけばいいか」との問いには、「より多くの人に理解してもらえるテーマを育てて作品づくりをするようにしている」と述べられるなど、積極的な質問が続きました。また同氏から「部分をデザインするのではなく、デザインする状況をデザインすることが大事」「自分が考えたことは精一杯やり遂げ、失敗するなら盛大に」と参加した学生たちにアドバイスされました。
 最後に「デザインの価値とは」という問いかけに対して、「人が日々、発見することに気づくためのスイッチを入れることに価値がある」とご自身の見解を述べられました。