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模擬国際会議「MIC Trial 2012」を開催しました

2012.12.21

  • ポスターセッションでは活発な意見交換が行われました ポスターセッションでは活発な意見交換が行われました
  • 英語による積極的な議論が展開されました 英語による積極的な議論が展開されました
  • 参加者全員での記念撮影 参加者全員での記念撮影

 12月15日、本学工学部総合人間学系教室は「英語を使ったPBL型工学系学生向けキャリア教育」として大宮キャンパスにおいて模擬国際会議「MIC Trial 2012」を開催しました。MIC(Mock International Conference)とは、国際会議の運営にあたる「英語が使えるスタッフ」の育成と、研究者が英語でプレゼンテーションを行う場として実施する模擬国際会議のことです。
 今回開催した同会議は“of students(学生の), by students (学生による)and for students(学生のため)”とし、34人の大学院生が各々の研究テーマについて英語でプレゼンテーションやポスターセッションを行い、20人を超える学部生が会議の運営を担当しました。運営を担当した学生企業団体『探作広場~SHOW~』はビジネス体験を通じて考えの幅と視野を広げ、グローバルに活躍できるエンジニア集団をめざす団体で、本学図書館のPBLプロジェクトの一環として発足しました。
 会議に先立ち学生企業団体「SHOW」代表の和田翔太君(工学部機械工学科4年次生)が「エンジニアや専門家にとっても英語の重要性がますます高まっています。MICが学生のみなさんにとって良い訓練の場になって欲しいと思います」とあいさつしました。
 この後、3つの教室に分かれて大学院生によるプレゼンテーションが行われ、聴講した学生や教員から英語による質問が相次ぎ活発な議論が展開されました。ポスターセッションでは緊張も和らぎ、身振り手振りを踏まえて参加者とコミュニケーションをとる姿が見受けられ有意義な発表の場となりました。特にESSのメンバーはこの日のためにすべての文献に目を通し、質問を準備するなどして積極的に発表者に質問を行い会場を盛り上げました。
 同会議運営プロジェクトの代表として携わった湖山典英君(工学部機械工学科4年次生)は「英語が苦手だったので、この模擬国際会議の運営に対して大きな不安がありましたが、学生企業に興味があったことからチャレンジすることにしました。代表としてプロジェクトチームをまとめ、メンバーの意識を高めていくのに苦労しましたが、お互いフォローし合って今日の日を迎えられたことを嬉しく思います」とし、閉会式のあいさつでは「多くの方に参加いただいたこと、そしてお手伝いいただいたことに感謝します。毎年このMICが開催されることを願っています」と今後のMICの発展を願いました。