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学園祭の図書館企画を林ゼミ生が担当

知的財産学科 
教授 林 茂樹

林 茂樹
2015.11.10
  • 集合写真

    集合写真

  • 会場の様子

    会場の様子

 本学学園祭である城北祭の図書館企画で「見て聞いて触って学ぶ知的財産展」を林ゼミの学生が担当させていただきました。

 図書館企画は、大学の入り口にある図書館の玄関ホールを利用して毎年開催される、工大の学園祭でも主要な催しの一つです。近所の子供達から、他大学の学生、工大のOBOGなどいろいろな方がお越になりますので、皆さんに知的財産の面白さや重要性を理解いただくため、図書館のスタッフの方々の協力を得て、林ゼミの学生一同必死になってアイディアを出し合いました。

「見て・聞いて・触って」の3つのコーナーを作り、それぞれに工夫を凝らし展示することになりました。「見て」のコーナーでは、紛らわしい店舗名、違法ダウンロード、くつの意匠権、化粧品の特許などを大型のパネルにして、子供でも理解できる簡単な言葉で、わかりやすく説明しました。「聞いて」のコーナーではフレーズのよく似た曲を集め、ヘッドフォーンで聞き比べしてもらいました。「触って」のコーナーでは、工大のOBが活躍されているなど、工大と関係の深い会社の知的財産を展示させていただきました。

 学生たちがOB会の紹介を得て、いろいろな会社を訪問し、学生目線で魅力的な製品を企業様からお借りしてきました。例えば、網戸の表面の凸凹を少なくすることで薄くかつ埃のたまらない網戸、施錠・解錠をした際にキーの持ち手の色が変化することでカギが開いているか閉まっているのか一目で確認できる鍵、真球を追求したため非常にスムーズに動く高性能ベアリング、厚い紙が100枚近くあっても軽く綴じることが出来る大型ホッチキス、イクメン向け子供を抱っこできるボディーバッグなど、大変魅力的な製品をそろえ、実際に手に取っていただき、各社の知財を活用した製品の素晴らしさを実感していただくことができました。また、お子さん向けに絵本をそろえたり、知財クイズを用意し、手作りのメダルや皆で持ち寄った景品を授与しました。

 3日間で約400人のお客様が見に来てくださり、林ゼミの学生たちは熱い情熱を持ち、知的財産展を遂行してくれました。