学部生2名、院生1名が弁理士二次試験突破

知的財産学部 
准教授 五丁 龍志

五丁 龍志
  • 受験会の様子 受験会の様子

    受験会の様子

 昨年、知的財産学部の2年生2名が、弁理士試験の一次試験を突破した旨を、このコーナーで報告させていただきました(リンク)。
 その際に、併せて、知的財産学部では、弁理士試験に合格できるレベルの学生を継続的に育てるカリキュラムが稼働し始めた旨を報告させていただきました。

 昨年、一次試験を突破した2年生の2名は二次試験の論文試験(特許法等の必須法律科目の論文試験3教科とその他技術系・法律系科目:選択科目1教科の試験)で敗退しました。昨年から二次試験の論文試験と選択科目の対策カリキュラムを稼働させてきました。昨年の2名は当初カリキュラムを構築計画した際のペースを大幅に上回るペースで一次試験を突破したため、二次試験対策が手薄だったことが原因ですが、二次試験対策カリキュラムの稼働状況を考慮すると、昨年の結果は「実は」予想通り、織り込み済みの結果でした。

今回は、前回以降のご報告をさせていただきます。

 今年の弁理士試験の一次試験は、受験者3213人に対して合格者287人という超難関試験となりました。二次試験は受験者917人に対して合格者は229人です。

 本学の状況では、今年新たに一次試験を突破した学部の学生は、2年生1名(今年も最年少合格者です)、3年生1名でした。いずれも本学入学後に、学内のカリキュラムで学習をしてきたメンバーです。二次試験は、昨年の2名(いずれも今年は3年生になっています)と併せて4名が受験しました。なお、一次試験は、合格するとその後の2回の弁理士試験では一次試験は免除となり、二次試験は、必須法律科目3教科の合否と選択科目1教科の合否がそれぞれ判断され、前者を合格するとその後2回の試験は必須法律科目3教科は免除、後者を合格すると永久に選択科目は免除となります。

 さて、今年の学部の結果は、昨年の一次試験合格者2名は両名共に二次試験を突破(必須法律系科目、選択科目いずれも合格)
 新たに一次試験を突破した2名の内、一名(2年生)は、必須法律系科目は合格、選択科目は不合格、もう一名は必須法律系科目・選択科目いずれも不合格でした。
 さらに大学院の学生も1名、二次試験まで突破しています(こちらも初で、下記学内の教育システムを利用してここまでたどり着いています)。

 昨年も既に本学内での弁理士試験をサポートする体制を構築していますが、今年はそれを拡張しており
 ・弁理士受験会(土曜日午後3時間開催 年間40回)
 ・弁理士受験会アドバンスコース(昨年度から開講 火曜日5限開催 年間25回)
更に、
 ・知財塾(私の私設勉強会で知財・弁理士試験に関与する法律・条約の基礎知識を学ぶ勉強会 土曜日午前3時間大工大にて開催 年間53回)
 ・学生の自主勉強会(1年生、2年生、3年生それぞれの勉強会、1・2年生の合同勉強会、更に2・3年生の合同勉強会)が稼働しています。

 いよいよ、最終合格を在学者から出す段階まで大工大の知的財産学部はたどり着きます。発表は今週木曜日(11月9日)です。しかし、大工大で最も大切なポイントは、毎年合格者がでる仕組みが完成し、仕組みが機能していることが証明されるという点です。

 弁理士になることを目的とする訳ではなく、弁理士になれるレベルの法律知識を身につけることが重要であり、そのレベルにたどり着いた学生に対し、その後の人間磨き・さらなるレベルアップが次のテーマになりつつあります。これについては、既に計画済みです。来年度以降の成果と併せて、またこのコーナーでご報告すべく、学生指導に励む日々が続きます。

(その報告以前に、最終合格者が出たことの報告ができることに期待していただきたく!)

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