IoT社会を支える新機能材料の創成とセンシングデバイスの開発

電子情報通信工学科 
教授 小池 一歩

小池 一歩
2018.02.21
  • 図1

    図1

  • 図2

    図2

新機能デバイス研究室では,セラミック材料や半導体材料を人工的に創製する技術を開発し,材料本来の持つ物性を最大限引き出して,新機能デバイスへ応用する研究を行っています.今日,第四次産業革命によって,あらゆるモノがインターネットに繋がり,より便利な社会になってきました.近い将来,冷蔵庫に入っている食材の種類やそのいたみ具合をセンサーで検出し,人工知能によって家族の好みや体調を考慮した献立を提案してくれるようになるでしょう.また,普段の生活の中で,周囲の環境や自身の健康状態を常時モニタリングするシステムが構築され,これまで以上に生活の質が向上することでしょう.そういった社会を支えるキーデバイスの一つがセンシングデバイスです.当研究室では今後の社会を支える材料・デバイス開発を中心に研究を行っています.
本学の工学部には,ナノ材料マイクロデバイス研究センター(クリーンルームを有する大型研究施設) が設置されています.普段,研究室の大学院生や卒研生達は,研究センターで様々な学科の教員や学生と協力しながら研究を行っています.研究センターには,材料を創成する装置,構造や物性を解析する装置,デバイス加工する装置が多数あり,材料創成からデバイス試作まで一貫して研究を行うことが出来ます.現在,1)長時間連続で動作するトランジスタータイプの血糖値センサーの開発,2)スイッチ一つで絶縁体から導体に変化するイオン液体ゲート超薄膜トランジスターの開発,3)大気汚染や食品の劣化を検出するための超高感度半導体ガスセンサーの開発,などを実施しており,対外的にも高い評価を得ています.材料物性の発見や新規デバイスの試作に成功したときの喜びが次のアイデアを生み出す原動力になります.

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