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工学部

生命工学科 生体情報研究室


脳の血管に発熱遺伝子が現れてくることを、世界で初めて発見しました
ホメオスタシス、これは私たちの身体の状態が脳によって綿密にコントロールされていることです。その破綻は病気、ひいては生命の危機をもたらします。ホメオスタシス仕組みを解明することが私たちの研究室の目的です。このような研究分野を基礎医学とよび、その成果は病気の予防や治療につながると期待しています。私たちの研究室では、特に発熱と体温調節をテーマに研究を進めています。発熱は免疫系と脳の相互作用により起こることが近年の研究から分かってきました。そこにはさまざまな細胞や生体物質が働いています。また温度を感じるしくみも、ようやく分かり始めた段階です。さまざまな実験技術を駆使して研究をすすめています。


脳の血管に発熱遺伝子が現れてくることを、世界で初めて発見しました

主な研究テーマ

  • 発熱の細胞・分子メカニズム
  • 温度感覚と体温調節のメカニズム
  • 脳と免疫系の相互作用

指導教員

松村 潔 教授 (マツムラ キヨシ)

専門分野

  • 生理学
  • 神経科学

教員メッセージ

「生命」は神秘に満ちあふれています。これまで世の中の誰も知らなかったことを、たとえその一端でも明らかにすることは素敵なことだと思いませんか。そして、その研究成果が病気の予防や治療に役立つかもしれないのです。研究成果は英語で発表します。それを通して海外の研究者と友達になれることも大きな喜びです。

この研究がかなえる未来

研究成果は将来、ホメオスタシスの破たんによって起こる、さまざまな病気の治療や予防に役立ちます。また、研究を通して論理的な考察力、実験技術、プレゼンテーション能力、英語を含めたコミュニケーション能力を身につけることができます。これらは君たちが社会でどのような職業に就いても役に立つものです。

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