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2.基本理念・教育方針

》2.1 大阪工業大学における教育と学修に関する基本理念

  1. 本学における教育は,学習者各人に潜在する能力を社会的にも有為な形に顕在化させ,練磨させることを根幹とする.すなわち,勉学に対する関心と意欲を活性化し,自主・自律の心構えを養い,かつ目的・目標を明確にしつつ,情熱をもって学習する態度を確立するよう,指導・支援を行うことを主眼とする.
  2. 人間存在への深い理解に基づき,環境と共生しつつ,また国際的相互理解と協調の精神をもって,地球社会の平和・福祉と持続的発展,ならびに地域社会の振興に貢献する自覚を持ち,心身ともに健全で教養,品性と気概にあふれた人間力豊かな人材を育成する.
  3. 専門とする分野の基礎知識と技術を確実に身につけ,また実社会に生起する多様な課題に的確に対応できる実績力を養う.加えて,他分野の学術にも広く関心を持って素養を身につけ,さらに新規の知識・技術の創出を図り,もって知的創造サイクルの発展に資する開拓者精神を涵養する.

》2.2 大阪工業大学の教育理念

 学部および大学院における教育を通じて,健全な人間性,社会性,倫理観及び国際感覚と広い視野を養い,確かな人間力の向上に努めるとともに,社会・産業界において時代の要請に応じて活躍できる専門学術の基礎と実績的応用力を身につけ,加えて常に新しい知的・技術的創造を目指す開拓者精神にあふれた,心身ともにたくましい専門的職業人(高度プロフェッショナル)の育成に主眼を置く.

》2.3 大阪工業大学の教育方針

 大阪工業大学では以下の10項目の教育方針を掲げています.
  1. 広い視野を持った確かな人間力の涵養
  2. 個性。自主自律性の発揮と協調性の修得
  3. 準備教育。導入基礎教育などの実地
  4. 論理的思考能力と情報表現・伝達能力の養成
  5. チームワークの重視とリーダシップの発揮
  6. 学生と教員との協働による授業の改善・改質
  7. 国際交流の重視と国際性の涵養
  8. 進路指導(キャリアデザイン支援)体制の充実
  9. 課外活動やボランティア活動の奨励
  10. 教育・研究・社会交流(貢献)の有機的連携

》2.4 機械工学科の教育方針

 機械工学科のカリキュラムは,1年次から共通科目(教養科目)と並行して専門科目をはいちすることにより,早い時期から専門科目に触れ,機械工学に興味を持てるようにしている.1年次から3ん返事までの各学年に実験または実習を組み込み,実験装置等に実際に手で触れることで工学的素養を身につけられるように配慮されている.
 学生諸君の自主性を生かして個性を伸ばし,機械工学科で学ぶ4年間を実りあるものにするため,発展コースと実践コースの2コースを準備している.学生諸君はどちらかのコースを選択することになる.発展コースは,JABEE(日本技術者教育認定機構)の認定プログラムとして2009年度に審査を受けた.2010年3月現在内定段階だが,正式に認定された場合,発展コースの修了生に"修習技術者"の資格が与えられる.
 発展コースでは,自然科学(数学や物理)や,機械工学の基礎となる科目(材料力学,流体力学,熱力学,機械力学)を座学で学ぶ.また,実際に測定器などに手で触れることにより実体験から機械工学の基礎を学ぶための実習・実験を行う.これらを習得しつつ,グループで企画・設計・加工・組立て・分解から評価までの一連の流れを体得し,デザイン能力を身につけるために準備されている「エンジニアリングプラクティス」に主体的に参加していくことになる.このコースは創造性豊かな研究・開発設計部門を抱える人材の育成を目指しているが,このような人材には工学的倫理観が必須である.また,これからは文化や言語が異なる人々と意思疎通や情報交換をする必要があるので,「工学コミュニケーション英語」の履修が義務づけられている.さらに高度の専門教育研究活動を希望する者には,大学院に進学することを奨励する.
 実践コースでは,機械工学の基礎知識,特に設計に必要な力学を,演習をも履修することで,当初2年間で完全に習得するとともに,機械設計や3次元CADおよび情報処理やCAEに必要な知識を会得する.これにより,社会に出ても機械工学の知識を十分使いこなすことができる基礎力を養う.また,実習・実験を通して実際的な技術を身につけ,機械設計において企業の即戦力となり得る人材を育成する.

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