機械工学科の近況
フォーミュラプロジェクト活動のご報告
機械工学科 准教授 桑原一成
「全日本学生フォーミュラ大会」の上位入賞を目標にして、モノラボの小川直樹先生と共に「フォーミュラプロジェクト」を指導しております。

「全日本学生フォーミュラ大会」とは、オープンホイールタイプのレーシングカー、いわゆるフォーミュラカーを学生が自ら企画、設計、製作し、その走行性能だけでなく商品性、技術性、コスト、プレゼンテーションまで含めたものづくりの総合力を学校対抗で競うものです。国立大学や古豪の私立大学と競い合う以前に、厳しいレギュレーションに従って毎年新たな車両を製作しなければならず、また自動車関連各社から派遣される専門家による厳しい車検を通過しなければ走行ステージまで進めない、といった難関をクリアーしなければなりません。このような高度なチャレンジを通して、機械工学科の学生を中心とするチームのメンバーが社会人基礎力、すなわち「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」を養ってくれることを期待しています。

本学は2007年度後半にチームを結成し、2008年度第6回大会に初参加を果たしました。これまでの結果はと言うと、残念ながら以下のようにお恥ずかしい限りです。

■2008年度第6回大会
フルブレージ時4輪ロックという車検基準を満たせず。エントリー77校、総合順位ポイント獲得62校中56位。

■2009年度第7回大会
後輪ドライブシャフト・ハブ間のスプライン舐めにより走行ステージに進めず。エントリー80校、総合順位ポイント獲得63校中63位。

■2010年度第8回大会
念願の走行ステージに進むも、前輪ハブベアリングのがたつきにより無念のリタイア。エントリー85校、総合順位ポイント獲得70校中48位。

最初2回の結果は問題外と言わざるを得ません。その後、チームの結束力や機能性は格段に改善され、昨年度は総合順位を大きく左右する走行ステージでのポイント獲得まで辿り着きました。それでも、結局はスケジュールの遅れが致命的な部品の不具合を招いてしまいました。様々な問題点が洗い出され、このまま健全なチーム体制で行けば、本年度は大幅なポイントアップが期待されます。一方、昨年度は大阪大学が関西勢として初の総合優勝を果たし、京都大学、神戸大学、大阪産業大学、同志社大学、京都工芸繊維大学が上位にひしめき合うなど、これまで東高西低と言われてきた勢力図が塗り替えられようとしている模様であります。摂南大学も昨年度初出場を果たしました。このような状況下で、総合順位における躍進は勿論、関西勢中の順位アップも目標として、チームメンバーは設計、製作、デザイン・コストレポートの作成、スポンサー獲得に追われる忙しい日々を送っています。とにかくスケジュール通りに作業をこなすために必死です。

同窓会の皆様におかれましては彼らの活動を暖かく見守り、今後ともご支援、ご協力頂けますようお願い申し上げます。次回、皆様に自慢できる結果をご報告できれば幸いです。

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