機械工学科の近況
ソーラーカープロジェクト
大阪工業大学工学部機械工学科 教授 中川 邦夫
ソーラーカープロジェクトは、一昨年の大会終了後、大きな目標「新型車両を開発し、オーストラリアで開催される世界で最も有名なソーラーカー競技会(World Solar Challenge)に参加しよう」を掲げて活動を始めました。しかし、昨年6月末時点の車両開発状況を鑑み、当該大会参加を断念しました。そこで、目標を急遽変更し、新型車両の開発を一次凍結して、既購入部品の活用も含めた既存車両の大幅な戦闘力アップに取り組みました。ほぼ1ヶ月間、学生達の寝る間も惜しんでの頑張りにより、大幅に改良した車両(Iris type R 2011)が大会直前に完成し、当該車両を擁して国内の2大大会に参加しました。

8月5日(金)、6日(土)に開催されたFIA ALTERNATIVE ENERGIES CUPソーラーカーレース鈴鹿2011(三重県鈴鹿市鈴鹿サーキット、5時間耐久レース)では、予選の出遅れ、本戦でのタイヤ交換作業の失敗や最終ラップでの電気系発火による車両停止などのトラブルはありましたが、最終順位はドリームクラス3位、総合7位と他チームも驚く大躍進を果たしました。一方、8月9日(火)から8月12日(金)に開催された2011 World Green Challenge ソーラー&FCカー・ラリー(秋田県大潟村ソーラースポーツライン、3日間25時間耐久レース)では、2日目に顕在化した不具合を徹夜の改良作業で克服し、最終日のアグレッシブな走りで逆転、ソーラーカー部門のチャンピオンを獲得しました。

上述のごとく昨年度は、競技会活動として過去最高の成績を残すことができました。また、小学校での環境特別授業や環境イベント参加などの地域貢献活動も8回を数え、本学のパブリシティ向上にも寄与したと考えています。

今年度も一層の飛躍を目指し、現在、既存車の更なる改良とともに、凍結していた新型車開発を再開し、新たな技術課題に挑戦しています。

同窓会の皆様におかれましては、該プロジェクト活動に対する今日までのご支援、ご声援に深く感謝致しますとともに、今後も一層のご支援、ご協力、ご声援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

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