機上計測
目的
工作機械で加工されたものを、3次元座標測定機など別置の測定装置まで移動させずにそのまま寸法・形状測定を行い、要求を満足しているかどうかを判断すれば能率が向上する。本研究ではさまざまな装置・ソフトウェアを使用して実用化について研究を行っている。

最近の発表(ポスター展示・発表会前刷)
2009年
2010年-タッチプローブ
2010年-CCDカメラを使った基礎研究
2011年
2012年
2013年
2015年
2016年



5軸MCでの偏差検出方式機上計測のシステム図


使用機材
NC工作機械
タッチセンサ
レーザ変位センサ
CCDカメラ


現在までの経過および、今後の予定
2002年は3種類のレーザ変位センサの性能比較を行った
2003年は他のレーザ変位センサの性能比較、5軸MCのスケール信号を取り込む作業を行った。
2004年〜2005年はレーザ変位センサと5軸MCを使用した偏差検出方式機上計測にて、穴形状の計測などを行った。
2006年からは画像センサを用いて機上計測を行う方式について検討を続けている。
2009年からはタッチセンサ(プローブ)を使用することにより3次元座標測定機とほぼ同様の測定が行えるというソフトウェアを使用し、実用面での問題点を検討している。
2013年・2014年はISO10791-7など最近のISOにほぼ共通して採用されている工作精度試験片を機上計測している。
2015年からは中国が提案しているS字加工試験片を機上計測している。



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