ワークショップ結果報告

  1. トップページ
  2. 結果報告
  3. 結果報告:ロボットによる地域活性化

NEDO講座徳島会場ワークショップを実施しました

講義に引き続き、4月28日午後から4月29日(17:00まで)にかけて徳島大学常三島キャンパス フューチャーセンターで「ロボットによる地域活性化を考える」をテーマにワークショップを開催。このワークショップの講師は徳島大学教養教育院北岡和義講師で社会人13人が参加しました。

NEDO講座徳島会場ワークショップを実施しました

3チーム分かれて、アイスブレイク(自己紹介等)の後、ワークショップ参加者でもある勝浦町地域活性化協会の大友和気さん、三好市地域おこし協力隊の井上琢斗さん、In Between Blues代表の永原レキさん(海部郡)からぞれぞれの地域課題について発表いただきました。これら地域課題を参考に「10年後、2027年の私たちの住む地域はこうありたい」という内容でチームの垣根を越えて議論しました。その後、「10年後、2027年の私たちの住む地域はこうありたいを阻害するもの」について、各チームで出た自由なアイデアを集約しました。

パースナルモビリティーやダンシングロボットの実演、最新のロボットの情報共有を図り、「阻害するもの」「ロボットでできそうなもの」を強制連想発想法でアイデアを出し合い、プレゼンテーションを通じて効果、新規性、実用性などについても活発な質疑が行われました。

プロトタイプを用いた寸劇やフィードバックを通じてブラッシュアップを図り、最終プレゼンでは地域課題を解決する斬新なアイデアが続出しました。

このワークショップを通じて、様々なイノベーション創出活動のフェーズにおいて、しこくソーシャルデザインラボの玉有朋子さんにグラフィックレコーディングいただきました。「見落としがちな情報をイラストで振り返ることができた」と参加者から好評でした。

北岡 和義

徳島大学 教養教育院 イノベーション教育分野 講師

徳島大学大学院医学研究科博士課程修了。徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部分子栄養学分野COE研究員、徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部統合生理学分野COE研究員、徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部生理機能学分野助教を経て現在に至る。専門分野は環境生理学、体力医学、イノベーション教育学。

西應 浩司

大阪工業大学ロボティクス&デザイン工学部空間デザイン学科 准教授

京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科博士後期課程機能科学専攻修了。博士(学術)北海学園大学工学部建築学科准教授などを経て、2007年から現職。専門は都市計画、インテリアデザイン。

北村 浩

摂南大学経営学部経営情報学科 教授

IBM GBS(Global Business Services)出身。グローバル日本企業向けビジネスコンサルティング、コンプライアンスコンサルティングの推進。専門は、ITサービスデザイン、リーガルテクノロジー、事業デューデリジェンス。主な活動業界団体(スマートIoT推進フォーラム、ITS Japan、営業秘密保護推進研究会)。民間MOTスクールでのマネジメント職のスキル育成、中央官庁職員向け情報リスクマネジメント教育の委託事業。博士(政策科学)。

北垣 和彦

大阪工業大学ロボティクス&デザインセンター室長

パナソニックのロボット社長プロジェクトであったロボット事業化推進プロジェクトの事業企画責任者。社内ベンチャー企業の立ち上げ等も経験。NEDOロボット白書執筆メンバー等、ロボットに関する対外活動にも取り組み、2015年1月から大阪工業大学ロボティクス&デザインセンターを担当。

油井 毅

大阪工業大学ロボティクス&デザインセンター担当係長

ロボティクス&デザインセンター アカデミックアドミニストレータ。岩谷産業では民生用LPガスのエリアマーケティング、新規営業、M&Aなどを担当。常翔学園広報室を経て、2015年10月から現職。同志社大学大学院総合政策科学研究科技術・革新的経営専攻博士課程修了。博士(技術・革新的経営)。専門は製品・サービスの普及、イノベーション人材育成。

ページの先頭へ