「淀川学の構築と実践」 工学部淀川環境教育センター
「淀川学の構築と実践」 工学部淀川環境教育センター

  大阪工業大学 工学部 淀川環境教育センター では、平成18年度文部科学省「現代的教育 ニーズ取組支援プログラム」の採択を受け、 「自然との共生、求められる技術者像」とい うテーマで、本学学生並びに教職員のみなら ず、近隣の地域を含めた一般の方々を対象と した「公開シンポジウムを開催いたしました。

[内  容]
  ●開催日時  2006年11月25日(土)14:00〜16:40
  ●開催場所  大阪工業大学 学園創立60周年記念講堂
  ●参加人数  522名
      (企業・公共団体関係者、周辺地域住民等一般市民、本・他大学学生・教職員)

[プログラム] ※講演者の氏名をクリックして頂くと、当日の講演資料をご覧いただけます。
「淀川学の構築と実践」 工学部淀川環境教育センター   ●開会挨拶  西川 示韋一(大阪工業大学長)
  ●平成18年度現代的教育ニーズ取組支援プログラムの紹介
    セッション1
    「淀川学の構築と実践がめざすもの」
     野村 良紀
         (淀川環境教育センター主幹・教授)
    セッション2
    「城北ワンド群の危機−危機から崩壊へ−」
     綾  史郎
         (淀川環境教育センターアドバイザー・教授)
「淀川学の構築と実践」 工学部淀川環境教育センター   ●パネルディスカッション『 淀川学に期待するもの 』
   ・パネリスト
     株式会社タツタ環境分析センター
        技術顧問  土永 恒彌 氏
    大阪府立西野田工業高等学校教諭
                小川 力也 氏
     社団法人大阪自然環境保全協会
         理事    野田 奏栄 氏
     森と水の源流館「奈良県川上村」
         館長    辻谷 達男 氏
   ・コーディネーター
        林  正人(淀川環境教育センター員・助教授)
  ●閉会挨拶  井上 正崇(淀川環境教育センター長・教授・工学部長)

[経過報告・成果]
「淀川学の構築と実践」 工学部淀川環境教育センター  シンポジウムのテーマについて議論する前に まず、最初に野村良紀教授から、「淀川学の構築 と実践がめざすもの」のテーマで、採択された 現代的教育ニーズ取組支援プログラム(以下、 現代GP)の概要が説明され、続いて綾 史郎 教授から「城北ワンド群の危機」と題し、淀川 左岸の城北ワンド群における動植物等生態系の 現状と課題について報告がなされました。

 引き続いて、淀川を専門とする研究者をはじ め環境関係の専門家やNPO法人の役員等学識経験者4名を交えて『淀川学に期待するもの』 と題し、パネルディスカッションを展開、まず各パネラーから研究分野における取組内容や 研究成果等が報告された後、それぞれのキーワードを基に環境共生を念頭においた持続可能 な社会を実現する技術者の育成について、意見交換が行われました。

「淀川学の構築と実践」 工学部淀川環境教育センター  このシンポジウムでは、『淀川学』の構築 を進めていくために、まず、参加者に身近に ある淀川下流域に生息する動植物の生態系を 現状認識いただき、そして実践・行動を促す ための問題提起を行いました。

 このことは、終了後に実施したアンケート 結果において、淀川の歴史や動植物等の生態 系の現状について理解を深めただけでなく、 人間生活と河川との関わりや技術(工学)と 環境との関わりについて、問題意識を共有できた等の多くの声が寄せられたことから、取組 初年度開催のシンポジウムとしての目標は達成できました。

 また、参加者からはシンポジウムの継続的開催の要望が強く寄せられ、公開講座やフィー ルドスタディ会等事業についても強い興味が示されたことから、学外の関係機関との連携を より一層緊密にし、情報発信を強化していくこととしました。

 なお、記念講堂入口に本学学生グループが淀川ワンド付近での収集物を利用して、「淀川」 の自然と工学部に学ぶことの意義等、『淀川学』をイメージしたオブジェを製作・披露され、 シンポジウム参加者の多くが興味深くオブジェに見入っていました。
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