教員・研究室

教授

宇戸 禎仁

専門分野バイオセンサ / 液晶

メッセージ

生命と関係の深い有機材料の電気的な性質や光学的な性質を研究しています。テレビに使われている液晶も有機材料なのですが、実は私たち人間の体の中にも液晶が存在していまして、生命活動を維持するのにとても大切な役割を果たしています。ほかにも生体には将来役立つことが期待されている“機能性材料”と関係する組織がたくさんあります。生物が46億年の進化で創りあげてきたこれらの機能を研究すると、例えばウエット(潤いのある)であったりソフト(柔らかい)であったり、これまでに無かった新エレクトロニクス材料の開発につながるかもしれません。生物を勉強してエレクトロニクス分野に役立ててみませんか。

学位 博士(工学)
学位授与機関 大阪大学
担当科目 電気工学基礎 / 医工学実験 / バイオエレクトロニクス / 生体電子工学特論
居室 大宮東1号館2階
メールアドレス sadahito.uto
(メールアドレスは個人名の後に「@oit.ac.jp」をお付けください)

所属研究室

医工学系 デバイス分野 生体電子工学研究室

液晶などの有機材料を利用したセンサやディスプレイ等の新しいエレクトロニクスデバイス、また新しい燃料電池を開発する研究を行っています。例えば、分散制御型ディスプレイ、生体が出す電気信号の計測、人体の体表面電位、果汁成分を利用した燃料電池に関する研究などです。
卒業研究・修士研究テーマ

生物毒グラヤノトキシンが培養筋肉に及ぼす影響、培養筋肉の細胞外通電と収縮運動に関する研究、培養筋肉の膜電位と収縮運動に関する研究、など

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