5月24日 (土)  モノラボオープン!

2008年5月24日(土)、待望の大阪工業大学ものづくりセンター(愛称モノラボ)の開所式が13時より新10号館1階のエントランスホールにて開催された。進行役は、モノラボ準備WGの寺地洋之准教授(建築学科)で学内教職員が多数立ち会いの下、はじめに井上正崇学長よりモノラボ開設のコンセプト等の挨拶の後、モノラボ入口を背に学園の前田親良常務理事、松田良一常務理事、井上正崇学長、川田裕工学部長、羽賀俊雄モノラボセンター長の5名と人間共生ロボットwakamaru によってオープニングのテープカットが行われ、工大ウインドアンサンブルのファンファーレが鳴り響く中、ドアが開いて施設見学会が一斉に行われた。
 このモノラボの1階は、5軸MC等を配置した切削加工を中心とした造形フロアで木工や組立・展示のスペースも確保している。2階は、回路製作や溶融加工の組立フロアで陶芸室も完備している。3階は、小物組立とCAD等の設計フロアで構成され、旧機械工作センターの約3倍のスペースを誇り延べ約3600平方bを有するものづくりの総合拠点として期待を担っている。
 この見学会には、旭東中学校や淀川工科高校の生徒25名を招いて、「中・高・大連携のものづくり教室」を併設し、その指導には、電気情報通信工学科の小寺教授、奥准教授が当られた他、機械工学科2年生の「機械工作実習」の授業も同時に行なわれたため、熱心な見学者が立ち入り不可の作業エリアまで奥深く入り込んで作業内容を観察したり質問するなどのハプニングーがあちこちで見受けられた。また、NC機械類のデモ運転や陶芸教室(夢雲)なども開かれた。
 14時には、モノラボテクノフォーラムで来賓祝辞をお願いしている松浪健四郎議員(文部科学省副大臣)がお見えになり、井上学長の案内で比較的混雑していない3階より順次1階に予定時間ギリギリまで精力的に視察された様子で、全学的に依頼して展示が実現した日ごろの研究成果がそれぞれのブースで大変好評であった旨の感想を頂いている。

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