2月26日 (土)  大阪工業大学学生が二足歩行ロボットによる42.195km走破にチャレンジしました

2月24日午前10時から27日午後8時までの約4日間にわたり開催された、世界初の二足歩行ロボットによるフルマラソンチャレンジ「ろぼまらフル」で、本学のモノラボ(ものづくりセンター)で活動するロボットプロジェクトの「大阪工業大学Aチーム」のロボットが33.795km走行しました。滑りやすい床に足をとられてバランスを崩したり、休むことなく進み続けることで部品が消耗したりと想定外のハプニングもありましたが、学生メンバーは3チーム交替の24時間体制で操縦とメンテナンスを続け、時間いっぱい頑張りました。
 大阪府およびロボット開発を手掛けるヴイストン株式会社が主催したこのチャンレンジは、大阪市住之江区のアジア太平洋トレードセンター(ATC)で行われ、本学の「大阪工業大学Aチーム」と文化会機械工学研究部の「大阪工業大学Bチーム」を含め、全5台の二足歩行ロボットが1周100mのコースを422周(最終周は95m)してフルマラソンの完走を目指しました。その結果、ヴイストン株式会社のロボット2台が3日目の夜に42.195kmを完走し、見事なフィニッシュを飾りました。「大阪工業大学Aチーム」は338周を目前に惜しくもタイムアップとなりましたが、「1周でも多く!」「一歩でも前に進む!」という学生メンバーの気持ちがロボットの走行にも現れ、完走した2台のロボットに次いで3番目の記録を達成しました。「大阪工業大学Bチーム」は故障のため残念ながら途中リタイアしましたが、参加した学生メンバーはこの経験を次のチャレンジに生かしたい、と次の目標に向けて新たなスタートを切りました。

 開催期間中は競技会場が毎日一般公開されたほか、競技の模様が動画共有サービス「USTREAM」を通じて配信され、本学のロボットと学生メンバーにはたくさんの皆さんから温かい励ましの声をかけていただきました。ご声援ありがとうございました。本学のロボットプロジェクトと文化会機械工学研究部の今後の取り組みにご期待ください。

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