2月24日 (金)  第9回テクノツアーを実施しました

 今回は「ベローズ形伸縮管継手」のオンリーワン企業「株式会社 オクダソガベ」奈良工場を見学させて頂きました。
 お忙しい中にも関わらず、社員の方々が手を休め起立の上笑顔で迎えてくださり、生産工場でありながらとてもさわやかな感じがしました。

 「ベローズ」とはラテン語で「ふいご」という意味で、「ベローズ形伸縮管継手」は色々な変位挙動(地震や台風など外部要因による位置ずれ)に対し継手部分で動きを吸収する仕組みを持ったものであり、あらゆる配管の脱管防止に役だっています。電気・ガス・水道など私たちの生活に欠かせないライフラインや製鉄関連、石油化学関連などありとあらゆる流体配管継手に用いられています。

 まず会社の概要や「ベローズ形伸縮管継手」について説明を頂き、工場内を「材料」「ロール曲げ・溶接」「溶接部検査」「ベローズ部の成形」「組立」「製品検査」の製造順序に従い見学しました。工場長のフランクな説明で学生たちも興味を持って見聞きしていました。最後に質疑応答の時間を頂き、学生全員からの質問に丁寧に答えて下さり、沢山の収穫を得たテクノツアーでした。
 
 今回の見学に際し、当初予定を1時間半もオーバーしたにもかかわらず、奥田総務部長をはじめ、大勢の本学OBが対応して下さいましたことにあらためて感謝いたします。また、奥田社長自ら熱いお言葉に学生たちは大いに刺激を受けたことと思います。
 ありがとうございました。