セミナーの趣旨

大阪工業大学知的財産研究科では、知財の学びの機会を広く学外に提供することにより、関西地方の知財関係者が自由に集えるプラットフォームを形成していきたいと考えています。このたびその一環として、無料の「関西知的財産セミナー」を開催することといたしました。

この度、東京大学政策ビジョン研究センター客員研究員シニアリサーチャーの二又俊文氏、弁護士の松永章吾氏、弁理士の木村晋朗氏をお招きし、標準必須特許(SEP)に関するセミナーを3回シリーズにて開催します。
なお、本セミナーは対面およびオンラインでのハイブリッド開催を予定しています。
皆様の奮っての参加をお待ちしています。

セミナー(全3回)の趣旨・概要

概要

開催概要

テーマ SEPを巡る世界中の係争とその流れ〜国際判例、国内判例、各国の施策〜
開催日 2022年6月29日(水)
開催時間 【開場・受付】18:00
【講演・質疑】18:30~20:30
場所 大阪工業大学 梅田キャンパス(OIT梅田タワー)2階 203・204セミナー室
(大阪市北区茶屋町1-45) →交通アクセス
およびオンライン開催

*フォームによる参加受付後に、オンライン会議ID、資料配付方法をメールでお知らせします。
申込方法 本ページのフォームをご利用ください。
定員 50名(梅田キャンパス)、200名(オンライン)
申込締切 6月28日(火) ※満席になり次第、締め切ります。
参加料 無料

講演の概要

各国裁判所(特にドイツ、英国、米国)におけるSEP主要判例を大きな流れをたどりながら整理す。また各国行政当局のSEP政策についても触れる。
近時のSEPを巡る判決動向は大きく3つの流れがある。
1つ目は誠実交渉義務に関する判決の調和が進展したことで、欧州では2015年Huawei v. ZTE以降, Sisvel v. Haier, Unwired Planet v. Huawei, 米国でもHTC v. Ericssonなど一連の裁判で示す。
2つ目はサプライチェーン問題に関する判決の調和の進展である。コネクテッド・カーをめぐり繰り広げられたLicense to AllやSSPPU理論の議論が米欧とも収束していったことである。
3つ目は裁判管轄を巡る争いがASIあるいは禁訴令の応酬という形で激化したことである。大一方各国行政当局もさまざまな動きを取ろうとしており、欧州委員会、米国司法省(DOJ)、日本経済産業省・特許庁の取り組みにも若干触れる。

松永弁護士のプレゼンテーションのあと、松永・二又・村川の三人がパネルトーク形式で各地裁判事例から見えるもの、各地ポリシーメーカーの動きなどを議論する。

講師のご紹介

松永 章吾 氏

弁護士、ゾンデルホフ&アインゼル法律特許事務所

[サポート] 二又 俊文 氏

東京大学政策ビジョン研究センター客員研究員(シニアリサーチャー)

[サポート] 村川 一雄 氏

大阪工業大学大学院知的財産研究科教授

お申し込み

下記申込みフォームに必要事項をご入力の上、送信して下さい。

参加方法必須

1.または2.をお選びください。
姓(Last Name)必須(Required) (例)工大 姓(読み) (例)こうだい
名(First Name)必須(Required) (例)太郎 名(読み) (例)たろう
ご所属
(Organization)必須(Required)
(例)大阪工業大学
部署・役職(Department/
Position)

必須(Required)
(例)知的財産研究科 教授
ご連絡先(E-Mail)必須(Required) (例)info@oit.ac.jp
E-Mail(確認)必須(Required) (例)info@oit.ac.jp※コピーせず入力してください
ご連絡先(電話) (例)0669544163
お問合わせなど
(Inquiry if any)

今後、登録いただいたメールで、大阪工業大学知的財産学部・研究科からのセミナー等のご連絡をさせていただくことがあります。

お問い合わせ

大阪工業大学 知的財産研究科 事務室

〒535-8585 大阪市旭区大宮5丁目16-1 1号館8階
E-mail:OIT.Pbu@josho.ac.jp
TEL:06-6954-4163
FAX:06-6954-4164