セミナーの趣旨

大阪工業大学知的財産研究科では、知財の学びの機会を広く学外に提供することにより、関西地方の知財関係者が自由に集えるプラットフォームを形成していきたいと考えています。このたびその一環として、無料の「関西知的財産セミナー」を開催することといたしました。

この度、 山口大学知的財産センター長の小川明子氏をお招きし追及権について講演いただきます。

セミナーは対面(大阪工業大学梅田キャンパス)、オンラインのハイブリッド形式で開催します。 皆さまの振るってのご参加をお待ちしております。

概要

開催概要

テーマ 追及権の100年とこれから ー1920年から2024年までー
開催日 2024年10月25日(金)
開催時間 【開場・受付】18:00
【講演・質疑】18:30~20:00
場所 大阪工業大学 梅田キャンパス(OIT梅田タワー)2階 201セミナー室
(大阪市北区茶屋町1-45) →交通アクセス

*フォームによる参加受付後に、オンライン会議ID、資料配付方法をメールでお知らせします。
申込方法 以下の申込フォームをご利用ください。
申込フォーム
定員 40名(梅田キャンパス)、200名(オンライン)
申込締切 2024年10月24日(木)
参加料 無料

講演の概要

追及権という権利をきいたことがあるでしょうか。1920年にフランスで生れ、現在までに90カ国以上で導入されています。しかし、日本には未導入の権利です。特に美術の著作者に特化した権利であり、今年もニュージーランドで法制度が作られています。

この講演では、日本においてもしもこの権利があったらどのようなことが起るのかといった観点も含め、追及権について考えていきたいと思います。

講師のご紹介

講師近影 小川 明子(おがわあきこ)氏
山口大学国際総合科学部教授、山口大学知的財産センター長

<略歴>
2010年早稲田大学大学院法学研究科修了 博士(法学)、2008-14年 早稲田大学法学学術院助手、2009-17年 非常勤講師、2017ー19年 山口大学知的財産センター特命准教授、2019年ー現在 山口大学国際総合科学部教授、2020年ー現在 山口大学知的財産センター長

出版物:『文化の為の追及権ー日本人の知らない著作権』集英社新書 2011、『たのしい著作権法』山口ティーエルオー 2018,2019、2021、『たのしい著作権法ーネコでもわかるたのしい著作権法』山口ティーエルオー 2022

論文:「金魚電話ボックス事件と美術の創作性」(知的財産法学の新たな地平ー高林龍先生古希記念論文集、2022年12月)、「追及権の正当化根拠ー日本版追及権導入の可能性ー」(著作権法学会誌「著作権研究」2022年3月)他

お申し込み

下記リンクから申込フォームに必要事項をご入力の上、送信して下さい。

今後、登録いただいたメールで、大阪工業大学知的財産学部・研究科からのセミナー等のご連絡をさせていただくことがあります。

お問い合わせ

大阪工業大学 知的財産研究科 事務室

〒535-8585 大阪市旭区大宮5丁目16-1 1号館8階
E-mail:OIT.Pbu@josho.ac.jp
TEL:06-6954-4163
FAX:06-6954-4164