セミナーの趣旨

大阪工業大学知的財産研究科では、知財の学びの機会を広く学外に提供することにより、関西地方の知財関係者が自由に集えるプラットフォームを形成していきたいと考えています。このたびその一環として、無料の「関西知的財産セミナー」を梅田新キャンパスにおいて開催することといたしました。

この度、上海立群専利代理事務所の毛立群先生を招聘し、中国知財に関するプログラムを予定しております。皆様のご参加をお待ちしております。

PDF版チラシ

概要

開催概要

テーマ 米中貿易摩擦から考える中国における知的財産のしくみの現状と未来
【講演言語】日本語
開催日 2019年10月24日(木)
開催時間 【開場・受付】18:00
【セミナー】18:30~20:00
場所 大阪工業大学 梅田キャンパス(OIT梅田タワー)2階 203セミナー室
(大阪市北区茶屋町1-45) →交通アクセス
申込方法 本ページのフォームをご利用ください。
定員 100名
申込締切 10月23日(水) ※満席になり次第、締め切ります。
受講料 無料

講演の概要

「米中貿易摩擦」は二年近く続き、この9月にも応酬が激化し、解決に向けて交渉は続くとされていますが、未だに出口が見えないため、中国経済の先行きが世界から懸念されています。その中で、米中貿易摩擦の交渉において知的財産が主なトピックスとして取り上げられ、実は法律整備から実務対応まで既に中国知財に大きな変化を齎しているのはご存知でしょうか。

本セミナーでは、「米中貿易摩擦」を切り口として、現地で働く弁護士・弁理士の目線で、今後の中国経済の成り行きに予測を立てつつ、日本企業と密に関係のある最新法律整備や実務動向を解説の上、中国経済・中国知財の今後の全体像の見える化と、日本企業の知財戦略のあり方を提唱したいと考えております。

【プログラム概要】

(1)米中貿易摩擦の発端、現状及び両国のそれぞれの思惑
(2)米中貿易摩擦の影響下、中国経済・知的財産のしくみはどう変わろうとしているのか
  (法律、経済、政策、実務の観点から)
(3)日本企業の中国における事業戦略・知財戦略は、この変化にどう向き合うべきなのか?

講師のご紹介

【講 師】毛 立群 氏

中国弁理士・弁護士(上海立群専利代理事務所)

中国浙江大学工学部卒業、大阪大学大学院工学研究科修士終了
2000年~2009年 松下電器産業株式会社(現パナソニック株式会社)技術部門、本社知財部門勤務
2009年~2014年 中国専利代理香港有限公司(CPA)勤務
2014年~ 上海にて立群専利代理事務所設立

お問い合わせ

大阪工業大学 知的財産研究科 事務室

〒535-8585 大阪市旭区大宮5丁目16-1 1号館8階
E-mail:OIT.Pbu@josho.ac.jp
TEL:06-6954-4163
FAX:06-6954-4164