大阪工業大学知的財産研究科では、知財の学びの機会を広く学外に提供することにより、関西地方の知財関係者が自由に集えるプラットフォームを形成していきたいと考えています。このたびその一環として、無料の「関西知的財産セミナー」を梅田新キャンパスにおいて開催することといたしました。

この度、株式会社ダイセルの百瀬隆氏を招聘し、知財戦略に関するプログラムを予定しております。皆様のご参加をお待ちしております。

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開催概要

講演の概要

2003年ごろから事業部門、研究開発部門、知財部門の三位一体の知財活動の重要性が指摘されていますが、部門間の壁等の阻害要因により、現在でも三位一体の知財活動を実現している企業は少数派と言わざるを得ません。本講演において、活動を妨げている要因について解説すると共に、弊社で取組んでいる知財活動チームを母体とした三位一体の知財活動の実例を紹介します。さらに、知財部門は三位一体の知財活動を実現する上で身につけた接着機能を使って、社内外の知識を結びつけて(コネクト)、イノベーションを促すという新たな役割を果たせるのではないかという展望についても述べます。

尚、弊社の知財活動については、平成３０年度の知財功労賞(特許庁長官賞)および日本知財学会の産業功労賞の受賞の対象となりました。

講師のご紹介

【講　師】百瀬 隆 氏

株式会社ダイセル　知的財産センター　センター長補佐(元センター長)
大阪大学基礎工学部　非常勤講師
大阪府立大学工学域　非常勤講師

[経歴]
東京農工大学工学部工業化学科卒、東京工業大学理工学研究科化学工学専攻修士課程修了、東京工業大学(工学博士；論文博士)、イリノイ州立大学大学院PIATAビジネスプログラム修了

1979年　クロリンエンジニアズ(株) (三井物産の技術系子会社) 入社
1991年　ダイセル化学工業(株) （現 (株)ダイセル）中途入社　主任研究員
2009年　知的財産センター長
2015年から　知的財産センター長補佐　(現職)
その間、1993年から3年間米国特許法律事務所に派遣 (米国弁理士試験に合格)

一般社団法人日本知的財産協会　常務理事等歴任、(独)工業所有権情報・研修館　知的財産プロデューサー等派遣選定・評価委員会　委員、(国研)科学技術振興機構　知的財産審査委員会　専門委員

大阪工業大学　知的財産研究科　事務室

〒535-8585 大阪市旭区大宮５丁目１６－１　１号館８階
E-mail：OIT.Pbu@josho.ac.jp
TEL：06-6954-4163
FAX：06-6954-4164