- セミナーの趣旨
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大阪工業大学知的財産研究科では、知財の学びの機会を広く学外に提供することにより、関西地方の知財関係者が自由に集えるプラットフォームを形成していきたいと考えています。このたびその一環として、無料の「関西知的財産セミナー」を梅田新キャンパスにおいて開催することといたしました。
この度、特許庁ベンチャー支援班の皆様をお招きし、スタートアップ知財戦略の最新動向と、その課題及び対応策について、ご講演をいただきます。
なお、セミナーはオンライン中継のみにて行います。 皆様の奮っての参加をお待ちしています。
- 概要
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開催概要
テーマ スタートアップ知財戦略最前線 その課題と対策 開催日 2020年11月10日(火) 開催時間 【開場・受付】16:30
【セミナー】17:00~19:00
場所 オンライン開催です。
*参加受付後、会議ID、資料配付方法をメールでお知らせします。申込方法 本ページのフォームをご利用ください。 定員 200名 申込締切 11月9日(月) ※満席になり次第、締め切ります。 参加料 無料 講演の概要
特許庁は、本年4月にIPAS事例集「スタートアップがつまずく14の課題とその対応策」を公表しました。
本セミナーでは、本事例集の作成に携わった担当弁護士が、スタートアップへのメンタリングで明らかになった知財戦略の課題と対応策を、具体的事例を交えて紹介致します。
オープンイノベーションが進みスタートアップエコシステムの重要性が高まる中、その実現に向けた知財戦略の最新動向を知ることができる貴重な機会です。関係皆様の奮っての参加をお待ちしております。★鎌田 哲生氏
テーマ:スタートアップが抱える知財課題と特許庁スタートアップ支援施策
講演概要:スタートアップが抱える知財課題の解説と、それ対して特許庁が行っているスタートアップ支援施策をご紹介★比留川 浩介氏
テーマ:IPAS事例集「知財戦略支援から見えたスタートアップがつまずく14の課題とその対応策」(1)
講演概要:スタートアップが抱える以下の課題と対応策について解説
●事業の絞り込み・優先順位付けが難しい
●自社の製品/サービスの顧客への提供価値が不明瞭
●有効なライセンスビジネスを描けない★櫻井 昭喜氏
テーマ:IPAS事例集「知財戦略支援から見えたスタートアップがつまずく14の課題とその対応策」(2)
講演概要:スタートアップが抱える以下の課題と対応策について解説
●秘匿又は権利化の見極めがうまくできない
●大学や共同研究の成果に関する権利の帰属が問題になる
●既存の特許では自社コア技術を十分に守り切れていない
●契約や利用規約の文言の検討が不十分講師のご紹介
鎌田哲生(かまだ てつお)氏
特許庁企画調査課課長補佐(ベンチャー支援班長)
特許庁において、ブレーキや自動運転、タイヤなど自動車関連および免震・制振、スイッチなどの機械分野の審査に従事。
また、総務課において産業競争力強化法における、小規模、ベンチャー企業の減免の立案、特許情報室においてJ-PlatPatの企画、経済産業省において成長戦略の策定に従事。
現在は、ベンチャー企業の支援を担当している。
比留川 浩介 (ひるかわ こうすけ)氏
法制専門官(弁護士)
特許法律事務所在籍。2019年4月から特許庁に出向。
スタートアップ支援、標準必須特許、職務発明・先使用権などを担当。
櫻井 昭喜(さくらい あきよし)氏
特許庁企画調査課工業所有権調査員
素材系の事業会社で、中央研究所⇒事業部⇒知的財産部後、リタイヤ。
2014年特許庁企画調査課入庁。
企業時代、事業部では主に新規事業を担当。他にジョイントベンチャーの立ち上げ、社内ベンチャーの育成等を担当。知的財産部では出願権利化や知財管理業務を経て主に知財戦略の構築を担当。
特許庁では、企画調査課で調査研究業務を担当。ベンチャー支援チーム発足後はベンチャー企業の調査や支援事業を担当。
- お問い合わせ
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大阪工業大学 知的財産研究科 事務室
〒535-8585 大阪市旭区大宮5丁目16-1 1号館8階
E-mail:OIT.Pbu@josho.ac.jp
TEL:06-6954-4163
FAX:06-6954-4164