セミナーの趣旨

大阪工業大学知的財産研究科では、知財の学びの機会を広く学外に提供することにより、関西地方の知財関係者が自由に集えるプラットフォームを形成していきたいと考えています。このたびその一環として、無料の「関西知的財産セミナー」を開催することといたしました。

この度、(株)シクロ・ハイジア代表取締役CEOの小林誠氏をお招きし、知財評価に関するご講演をいただきます。
皆様の奮っての参加をお待ちしています。

※当日の講演は、現時点では梅田キャンパス及びオンラインのハイブリッド開催を予定しておりますが、新型コロナウイルスの感染拡大状況等を踏まえ、オンラインのみの開催になる場合もございますことを予めご承知おき下さい。

概要

開催概要

テーマ 知財投資・活用戦略と知財評価
開催日 2021年6月30日(水)
開催時間 【開場・受付】18:00
【講演・質疑】18:30~20:00
場所 大阪工業大学 梅田キャンパス(OIT梅田タワー)2階 203・204セミナー室
(大阪市北区茶屋町1-45) →交通アクセス
およびオンライン開催

*フォームによる参加受付後に、オンライン会議ID、資料配付方法をメールでお知らせします。
定員 50名(梅田キャンパス)、200名(オンライン)
申込締切 6月29日(火) ※満席になり次第、締め切ります。
参加料 無料

講演の概要

重要な経営資源のひとつである知的財産の評価は、従来から永らく取り組まれてきたテーマであるが、未だにその手法は確立しておらず、絶対的な評価指標も存在しない状況です。
さらに、現在の複雑な事業環境下においては、知的財産の評価はより困難なものとなっています。
一方で、本年4月6日に金融庁が公表したコーポレートガバナンス・コード改訂案で、人的資本と並んで知的財産への投資等についても、「自社の経営戦略・経営課題との整合性を意識しつつ分かりやすく具体的に情報を開示・提供すべきである」ことや「重要性に鑑み、これらをはじめとする経営資源の配分や、事業ポートフォリオに関する戦略の実行が、企業の持続的な成長に資するよう、実効的に監督を行うべきである」こと等が盛り込まれたため、知財をいかに評価し、どのように投資家に対して開示すべきかという議論が進んでいます。
本講座においては、知財投資・活用戦略と知財評価をテーマに知財価値の本質とあるべき評価の考え方について解説します。

講師のご紹介

小林 誠(こばやしまこと) 氏

(株)シクロ・ハイジア代表取締役CEO
(以下いずれも現職)
大阪工業大学大学院知的財産研究科 客員教授
大阪大学オープンイノベーション機構 特任教授
KIT虎ノ門大学イノベーションマネジメント研究科 客員教授
東京工業大学環境・社会理工学院及び生命理工学院 非常勤講師
NEDO技術戦略研究センター 客員フェロー
裁判所専門委員(知的財産権訴訟)

お問い合わせ

大阪工業大学 知的財産研究科 事務室

〒535-8585 大阪市旭区大宮5丁目16-1 1号館8階
E-mail:OIT.Pbu@josho.ac.jp
TEL:06-6954-4163
FAX:06-6954-4164