日中悪意の商標登録出願比較

知的財産研究科修了生

Comparison of "Malicious" Applications for Trademark Registration in Japan and China

本研究では日中の悪意の商標登録出願についての理解のため、日中双方の悪意の商標登録出願に対応する規定を整理した上で比較し、悪意の商標登録出願の規定の相違点や悪意の商標登録出願の状況について考察した。両国において規定面での大きな相違点はないが、外国でのみ周知な商標保護規定や国内使用要件で異なることが分かった。また現在中国において保護が欠けていると考えられる規定の導入を検討した。