市場規模が46億米ドルと高い経済価値を持つ、ゲーム実況という新しいコンテンツを取り上げて研究し、新しいが故に生じる法律的な問題についての解決策を研究した。本論文の結論として、ゲーム実況により生じる問題の解決にあたり、各社のゲーム実況のガイドラインの統一化とゲーム実況マークの導入、それらを統括するゲームコモンズを提案した。統一ガイドラインは、分かりやすい表記による権利侵害の抑制と、ゲーム実況の可否の容易化、ゲーム実況マークは、簡易マークの組み合わせによる包括的な保護と、許諾による権利処理の簡易化が期待できると結論付けた。これにより、著作権侵害等の法律的問題を解決する事が可能になると結論付けた。