次世代電池の技術開発状況と展望及びマグネシウム二次電池の知的財産情報

知的財産研究科修了生

本研究は、低炭素社会の実現に向けて、化石燃料エネルギーと再生可能エネルギーをベストミックスさせた社会の到来を睨み、次世代の蓄電池としてのマグネシウム二次電池の技術動向と普及戦略の研究に関するものである。本研究では、再生可能エネルギーの導入動向やマグネシウム二次電池の技術動向を明らかにし、さらに当該技術の特許調査・分析を通して、マグネシウム二次電池の開発と蓄電池の大規模市場を作り上げるためには、政府・独立研究機関、自動車メーカ、電機メーカ、及び一般電気事業者が、国家戦略規模で連携しながら推進していくことで、我が国が地球環境に優しい低炭素社会を牽引できることを述べている。