キャラクターコンテンツにおける知的財産の活用

知的財産研究科修了生

今日ではSNS等の発達に伴い様々な新しいコンテンツが生まれている。プラットフォームの充実により、個人が創作したコンテンツを誰でも気軽に見ることができるようになり、加速度的に世に出回るコンテンツは増加した。しかし、その反面、時代を牽引するような大きなコンテンツは生まれにくくなっているという問題もある。著作権等に関する貿易収支では日本は大きく赤字が続いている。その原因の一つとして契約書の形態があると考えられる。欧米式の契約書では、ライセンス商品・財産について自分たちの創造しうる限りのものを具体的に下記、自分なりの権利をより価値あるものにして、大きく利益を得ている。今後日本も海外に展開していく際には欧米式の契約書の形態をとることが重要である。