日本の調味料製造販売企業の知財活動

山口 雄代

和食の味付けの基本となる調味料「さしすせそ」の「砂糖」・「塩」・「酢」・「醤油」・「味噌」から「酢」・「醤油」・「味噌」に焦点を置き、日本の調味料を製造販売する企業が日本において、どのように知的財産を活用し商品展開をおこなっているのか、営業秘密・技術ノウハウの保護にはどのような取り組みをしているのか、先行調査による日本市場・海外市場の現状把握、また海外進出を図る際にどのような取り組みを行い、留意点としては何があるのかについて、巨大市場である中国をメインの調査市場として分析を行い、現地企業との契約や契約書類作成上の留意点など対策のため重視する点は何かを明確化することを本研究の目的として行った。