特許出願情報分析によるエコタイヤの研究開発

知的財産研究科修了生

当研究では、エコタイヤについて日本のタイヤーメーカー上位4社であるブリヂス トン、住友ゴム、横浜ゴム、東洋ゴムについて、特許分析を行い、各社のエコタイ ヤに関する研究開発の傾向や特徴を考察する。具体的には、各社の時系列推 移で見た公開特許分析や、FI及びキーワード検索を行い、それを分析すること で、各社の研究開発状況を調査を行うものとする。当調査の結果、4社の中で唯 一住友ゴムだけが、化学系に特化した出願を行っていることや、東洋ゴムのエコ タイヤに関する出願が近年急激に下降傾向にあることなどが判明した。