次世代クルマ動力源について、特許出願動向を調査し、世界各国がEV化へと進む中で、EVがどのように進化するのか、そしてEVの心臓である二次電池はどう移り変わるのかを調査し、次世代クルマ動力源を推察する。特許公報をもとに解決しようとする課題とその解決手段の動向を分析し、自動車産業の知的財産への取り組みについて掴み、二次電池の特許出願件数と売上には相関関係があることを明らかにした。また、全個体電池や金属空気電池により航続距離の延長だけではなく、充電時間の短縮、材料の抑制などの効果により二次電池の新原理になり、有力であることが分かった。