工作機械産業のIoT化への備え

知的財産研究科修了生

工作機械産業の中でも空圧機器業界をモデルに、工場のIoT化について工作機械産業が今後どのようなアクションを起こしていくべきかを考察する。工場のIoT化として、スマートマニュファクチャリング技術について具体例を含めて調べた。IoTに対応する製品を作っていくためには今までと違う技術が必要であり、効率よく他業種の技術を取り入れるため産産連携が必要である。中小企業にも共同研究をしていく予知は十分にあるが、現状において中小企業が共同出願をするにはデメリットも多いこと、公的支援にも足りない部分があることが分かった。中小企業のニーズに合った支援が必要であり、中小企業自身が知財関係の判断をできるような力を付けさせる支援等について提言を行った。