日本の産学連携の課題
‐米国、欧州、インドとの比較を通して‐

藤原 伸城

米国バイ・ドール法の成立により、国費による研究の特許化が加速すると信じ、日本は、それに追随した政策を打ち出した。しかしながら、日本の産学連携は同時に多くの課題を抱えこむこととなった。米国の事例、判例、欧州の事例、インドの産学連携の現状を調査し、グローバル化時代のおける日本の産学連携の近未来像を検討した。