電気自動車の走行用モータに関する研究

中村慎太郎

現在、EVをはじめとする走行用モータを搭載し、メイン駆動または補助的な駆動をモータがおこなう「次世代環境技術車両」の普及が進んでいる。本研究では、走行用モータの主流形式である「同期モータ」について、技術面、知財面、事業面からの三位一体の分析を行う。知財、事業分析では企業を4タイプ(完成車メーカー、自動車部品メーカー、電機メーカー、モータメーカー)に分類することで、業界別の開発動向や業界を越えた企業の繋がりなどを明らかにし、エレクトロニクス化が進む自動車業界の構造変化について考察をする。