データベースソフトウェアを活用したイタリア語教材の可能性と実践例

2019.3.10 新しいWebページに移行しました。こちらをご覧ください。

更新履歴

2019.2.28 全言語共通ツールの「FMG単語・例文学習アプリ」を更新しました。
2019.2.10 動詞変化形提示ツールを更新しました。
2019.2.10 全言語共通ツールに新たに「FMG単語・例文学習アプリ」を追加しました。
2016.6.26 全言語共通ツールの「フラッシュ型 例文・対訳提示ツール」を更新しました。
2015.9.3 全言語共通ツールを追加しました。
2015.3.17 研究業績に抜けているものがありましたので追加しました。
2014.9.10 イタリア語に対応した新しいツールの公開をきっかけに、フランス語・イタリア語で共同利用していたページからイタリア語のページの内容を分離・独立させました。今後はイタリア語のみに関係する内容はこちらのページのみでお知らせします。両言語に関係する論文・口頭発表資料などはどちらにも掲載しています。
2014.3.26 フラッシュ型 例文・対訳提示ツールの改良版を公開しました。新たに操作マニュアルも公開しました。
2013.10.12 外国語教育メディア学会での口頭発表資料を掲載しました。
2013.10.2 公刊論文についての情報を掲載しました。フラッシュ型 例文・対訳提示ツール(全言語共通)をこのページにも掲載しました。
2013.6.8 イタリア語動詞変化形提示ツールの操作マニュアルを公開しました
2013.3.26 ツール類 初公開


動詞変化形提示ツール  
ツール名称 for Windows (.zip形式) for MacOS X (.zip形式) for FileMaker 11 Owners (.fp7形式)
イタリア語 動詞変化形提示ツール DOWNLOAD DOWNLOAD DOWNLOAD

データファイル(Excel形式) ※上記ツールでの提示内容を差し替えたい場合はこちらのExcelファイルを書き換え、上記ツールに読み込んで下さい。

動詞変化形提示ツール用データファイル(Excel形式) for Windows & Mac
イタリア語 動詞変化形提示ツール DOWNLOAD

操作手順書 ※イタリア語動詞変化形提示ツールの操作手順書を更新しました。(2013.6.8)

イタリア語動詞変化形提示ツール PDF形式(.pdf)Word形式(.docx)
DOWNLOAD DOWNLOAD

全言語共通ツール 
※ツールには英語データが収録されています。下記の更新用データに差し替えてご利用下さい。
※ツール名称の箇所をクリックするとそれぞれのサイトに移動します。こちらで最新版が公開されていることもありますので併せてご覧ください。

ツール名称 Windows XP/Vista/7対応 ランタイム版 Mac OS X 10.7以降対応 ランタイム版 FileMaker Pro 12所有者専用(Win/Mac共通)
フラッシュ型 例文・対訳提示ツール(RTT) DOWNLOAD DOWNLOAD DOWNLOAD
四択問題作成ツール(MCG) DOWNLOAD DOWNLOAD DOWNLOAD
FMG単語例文学習アプリ(FMG) DOWNLOAD DOWNLOAD DOWNLOAD

フラッシュ型 例文・対訳提示ツール(RTT)の主な改良点は以下の通りです。

以降は2015年9月改良の際に行ったものです。

四択問題作成ツール(MCG)の主な改良点は以下の通りです。

新規公開のFMG単語・例文学習アプリの仕様は以下の通りです。

全ツールに共通する事項についてまとめておきます。


新規公開!(2014.9) 文変形提示ツール  ※現時点ではイタリア語に特化したツールとして、イタリア語の例文データを取り込んだ状態で公開しています。
Windows XP/Vista/7/8/8.1対応 ランタイム版 Mac OS X 10.7以降対応 ランタイム版 FileMaker Pro 12以降所有者専用(Win/Mac共通) サンプルデータ
DOWNLOAD DOWNLOAD DOWNLOAD DOWNLOAD

操作手順は以下の通りです。

  1. Excelのサンプルファイルと同様の形式で提示したいデータを入力します。ID欄とメモ欄はなくても構いませんが、ID欄に通し番号を、メモ欄にはどういう内容のスライドか、あるいは文型01〜文型05のどこまでを使うのか、などをメモしておくと便利かと思います。そして文型01〜文型05までの範囲で、和訳・指示01〜05と交互に入力していきます。(なお、このサンプルファイルで赤い字になっているところは提供者の方によれば未完成の箇所で、授業時の提示内容としては不適切であるとのことです。)
  2. 文型01〜05の範囲は<g>...</g>と<y>...</y>のタグが追加できます。前者は薄く表示(greenのg)、後者は目立たせて表示(yellowのy)で、yタグの場合は二重下線も付きます。それぞれ2カ所ずつ使うことができます。具体的にはサンプルファイルをご覧下さい。<y>...</y>のタグの間にはスペースを入れることもでき、この場合、画面には二重下線のみが表示されます。
  3. ツールの起動はフォルダを展開してから行って下さい。Windows版は.exeと名の付くファイルで、Mac版は.appと名の付くファイルで起動できます。
  4. メイン画面が表示されます。現在、イタリア語のデータを取り込んだ状態になっていますので、一通りお試し頂き、イメージをつかんで下さい。それぞれの例文セットの左側にある「提示」をクリックすると、その例文からスタートします。どの例文からでも結構ですが、一番上の「提示」がわかりやすいでしょう。
  5. スライド画面では上部の文型01〜05を切り替えてみて下さい。それぞれのExcelファイルの内容に応じてスライド形式で提示されます。また、いつでも前後の例文セットに移動することもできます。この場合は画面上部の前後の←・→です。また、タグが含まれているスライドについては、画面上部の「タグ無効」をクリックすると白色の表示となるため、このチェックボックスを入れたり消したりすることで点滅しているように見せることもできます。
  6. スライドの操作はキーボードだけで行うことができます。文型01〜05の切り替えはキーボードの1〜5で、次の例文セットへは6、タグ無効は7、前の例文セットへは8です。時々この操作がうまくいかなくなることがあるようですが、その場合はCtrl+1〜8も試してみて下さい。同様の動作をするはずです。
  7. 画面上部の「戻る」でメイン画面に戻ります。
  8. メイン画面の上部の「ファイル読み込み」で1. で作成したExcelファイルを読み込めます。
  9. メイン画面のそれぞれの例文セットの「抽出」をクリックすると背景色が変わります。そして画面上部の「抽出/全件」をクリックすると「抽出」したものと全件表示とが交互に切り替わります。抽出したものだけを提示したい時に便利だと思います。この抽出の「一括解除」も画面上部のボタンからできます。
  10. 例文セットの内容はExcelファイルではなく、メイン画面上でも書き換えられます。この場合、そのままではExcelファイルには反映されませんので、画面上部の「ファイル書き出し」でバックアップファイルを作成して下さい。
おことわり:現在のバージョンにはまだバグが残っているようです。上記の手順のうち、10. は正常動作しません。(画面上に「ファイル書き出し」ボタンがありますが、このボタンの動作に不具合があるようです。いずれ修正します。)他にも予期せぬバグがある可能性があります。お気づきの点がありましたら是非お知らせ下さい。


プロジェクト関係者
氏 名プロジェクト分担主な研究テーマ
川口 陽子フランス語データファイル開発、実践利用、ツール検証フランス中世文学
黒田 恵梨子フランス語データファイル開発、実践利用、ツール検証フランス文学、フランス文化
井上 昭彦イタリア語データファイル開発、実践利用、ツール検証イタリア・ルネサンス文化
堂浦 律子イタリア語データファイル開発、実践利用、ツール検証イタリア文学
神谷 健一教材作成支援ツール開発英語教育、教育工学

研究発表等(上記メンバーによるイタリア語・フランス語に関連する研究)

発表者種別タイトル発表日発表場所/掲載誌
川口・黒田・堂浦・井上論文データベース教材を使用した授業の試み −動詞変化形提示ツールを使った取り組みと可能性について2014神戸大学仏語仏文学研究会 EBOK 第26号
堂浦・井上・黒田口頭発表イタリア語とフランス語の授業における「フラッシュ型例文・対訳提示ツール」の実践例と可能性2013.10.12 外国語教育メディア学会 関西支部秋季研究大会(関西大学)
黒田・川口・堂浦・井上・神谷論文動詞活用の定着を目的とした効果的な方法の試みと実践~動詞変化形提示ツールを使用した試みを中心に― フランス語とイタリア語の場合~2013.7.7 RENCONTRES 27 (関西フランス語教育研究会)
川口・黒田・井上・堂浦・神谷口頭発表動詞活用の定着を目的とした効果的な方法の試みと実践~動詞変化形提示ツールを使用した試みを中心に― フランス語とイタリア語の場合~2013.3.30 関西フランス語教育研究会(アンスティチュ・ フランセ関西-大阪)

上記の他、プロジェクト関係者による共同研究として以下のものがあります。


注意:このページで公開中のデータファイル、教材作成支援ツールは開発途中の試作版です。これらは現状のままで提供されるものであり、その内容および動作は保証いたしません。この他に何かお気づきの点がありましたら是非ご一報下さい。)また、これらの内容および動作は予告なく変更される場合があります。

著作権について:このページで公開中のデータファイルおよび教材作成支援ツールの著作権は上記プロジェクト関係者が保持します。これらの利用は非営利目的に限定します。

上記プロジェクト関係者によるその他の教育工学ツール類はこちらからどうぞ。


本研究プロジェクトは2012〜2014年度 科研費基盤研究(C) (課題研究番号 24520675)の助成を受けています。