Real-world Game Programming

情報科学部の学生が泰日工業大で国際PBLを実施しました

OIT students participated in the iPBL program at TNI

 8月24日~30日、情報科学部は、本学と学術交流協定を締結している泰日工業大学(タイ)において、同大学の学生と国際PBL(Project-Based Learning)を実施し、本学の学生10人、泰日工業大の学生15人、教職員8人の計33人が参加しました。
 今回は、本学の学生2人、泰日工業大学の学生3人の計5人を1チームとして、計5チームで英語でコミュニケーションをとりながらプロジェクトに取り組みました。「Real-world Game Programming」をテーマに、自律移動掃除機と、カメラが内蔵されたPCを組み合わせたロボットにより、エリア内にある特定の色のターゲットポールを倒すゲームプログラムを開発。最終日には開発したゲームプログラムを用いた対戦ゲームがリーグ形式で行われ、自チームのターゲットポールを倒した数を競い合いました。
 ゲームプログラムは色を識別する画像処理プログラムと移動制御プログラムで構成され、照明など周りの環境によって色認識が異なる点などを考慮しながらプログラムを作成。2日目までは当日の課題を全て終わらせることが出来ないチームも多く、最終日の対戦ゲームに向けて不安な部分も見られましたが、3日目に行われた公式練習会では、全チームが得点をあげました。また、4日目の同練習会では、より高度な戦略を用いて高得点を取るなど、学生たちのプログラミング能力の向上が見られました。
 最終日は、各チームの画像処理及び移動制御アルゴリズムのプレゼンテーションと、対戦ゲームに取り組みました。その後、閉会式では成績発表と表彰が行われ、大いに盛り上がりました。本学学生からは「今回の国際PBLに参加して、座学では得られない貴重な経験を積むことが出来ました。今後この経験を活かして勉強に励みたい」といった声が聞かれ、充実した国際PBLとなりました。

From August 24 to 30, 2014, students from the Faculty of Information Science and Technology visited Thai-Nichi Institute of Technology (TNI: Thailand) and participated in an International Project-Based Learning (iPBL) program with TNI students. This is one of five iPBL programs that OIT initiated this year.
5 teams, each consisting of 3 TNI students and 2 OIT students, collaborated to develop a set of programs to operate a robot composed of an autonomous mobile vacuum cleaner and a laptop computer with incorporated camera (see pictures above). The robots were to compete in a test in which they had to find and knock down as many poles with a designated color as they could. The programming task consisted of two parts: (1) image processing in order to recognize target poles and (2) a movement control algorithm. The image processing program should have been able to absorb the difference in colors caused by the actual setting such as lighting. During the four days of preparation, students communicated in English and steadily improved their products. On the last day of the iPBL program, each team gave a presentation of its programs, and the competition took place.
Looking back on the iPBL program, an OIT student said “it was really a valuable experience, quite different from classroom learning. I would like to make use of this experience and work hard at my study”.
Please visit TNI’s related web page as well.


英語で議論しながら作業を進めます


開発したゲームプログラムを用いて行った対戦ゲーム


本学と泰日工業大学の学生たち

国立台北科技大学(台湾)

工学部
電気電子システム工学科・電子情報通信工学科
2-3年次生 17人

Intelligent Vehicle

坂やカーブ、砂利道があるコースを壁にぶつかることなく全自動で走行することを目指し、各チームが、与えられた材料を使って模型車を製作。走行性能、デザイン、プレゼンテーションの3フェーズで評価され、その得点を競い合いました。

国立台湾科技大学(台湾)

工学部
都市デザイン工学科
2-3年次生 10人

Bridge Models

各チームが与えられた材料を使って、最大30kgの重量に耐えることを目指した橋の模型を製作。橋の強度、デザイン、プレゼンテーション、技術レポートの4項目で評価され、その得点を競い合いました。

国立台湾科技大学(台湾)

工学部
機械工学科
2-3年次生 15人

Wind Turbine

本学と同大学の学生6?7人で構成される、計5チームそれぞれが風レンズ(風力を効率よく獲得するためのパーツ)を用いた風車を製作し、最終日の性能テストでは発電量をチーム同士で競い合いました。

タマサート大学シリントーン国際工学部(タイ)

情報科学部 3-4年次生 9人

「Computational Photography」

「Qt」というユーザーインターフェースプラットフォームを利用して、画像の画質を向上させるデヘイズ機能を持つ画像処理アプリケーションを開発しました。最終日はプレゼンテーション大会が行われ、各チームが開発したアプリケーションの特徴や苦労した点などを発表しました。

情報科学部 2-3年次生 9人

「Real-world Game Programming」

自律移動掃除機と、カメラが内蔵されたPCを組み合わせたロボットにより、エリア内にある特定の色のターゲットポールを倒すゲームプログラムを開発しました。最終日には開発したゲームプログラムを用いた対戦ゲームがリーグ形式で行われ、自チームのターゲットポールを倒した数を競い合いました。

泰日工業大学(タイ)

情報科学部
2-3年次生 10人

Real-world Game Programming

自律移動掃除機と、カメラが内蔵されたPCを組み合わせたロボットにより、エリア内にある特定の色のターゲットポールを倒すゲームプログラムを開発。最終日には対戦ゲームがリーグ形式で行われ、自チームのターゲットポールを倒した数を競い合いました。

タマサート大学シリントーン国際工学部(タイ)

情報科学部 3-4年次生 9人

「Computational Photography」

「Qt」というユーザーインターフェースプラットフォームを利用して、画像の画質を向上させるデヘイズ機能を持つ画像処理アプリケーションを開発しました。最終日はプレゼンテーション大会が行われ、各チームが開発したアプリケーションの特徴や苦労した点などを発表しました。

情報科学部 2-3年次生 9人

「Real-world Game Programming」

自律移動掃除機と、カメラが内蔵されたPCを組み合わせたロボットにより、エリア内にある特定の色のターゲットポールを倒すゲームプログラムを開発しました。最終日には開発したゲームプログラムを用いた対戦ゲームがリーグ形式で行われ、自チームのターゲットポールを倒した数を競い合いました。

泰日工業大学(タイ)

情報科学部
2-3年次生 10人

Real-world Game Programming

自律移動掃除機と、カメラが内蔵されたPCを組み合わせたロボットにより、エリア内にある特定の色のターゲットポールを倒すゲームプログラムを開発。最終日には対戦ゲームがリーグ形式で行われ、自チームのターゲットポールを倒した数を競い合いました。