第9回(平成22年度)産学官連携推進会議に出展

2010年6月5日

展示会場の様子

ナノ材研ブースの様子

第9回産学官連携推進会議(科学・技術フェスタ in 京都)出展報告


 ナノ材料マイクロデバイス研究センターは,2010年6月5日(土)に京都国際会館で開催された「科学・技術フェスタ in 京都-平成22年度産学官連携推進会議-」に展示ブースを出展いたしました.この会議は,産学官の研究を担う第一線のリーダーや実務経験者等を対象に,実質的で着実な連携を図ろうとする趣旨で,政府と経団連ならびに日本学術会議が主催したものです.今年の参加者は総勢5,121名で本学からも15名が参加しました.また、多くの方に本学の展示ブースを訪れて頂きました.
 当センターは,その前身である新材料研究センター時代の第2回目から参加し,以降毎年出展を行ってきました.展示ブースでは「ナノ材料マイクロデバイス研究センター」(展示テーマ:人に優しい機能集積ナノ材料の創製とマイクロデバイス応用)の研究分野および目的を紹介しました.具体的な成果として酸化亜鉛透明トランジスターを用いたバイオセンサー,金属ナノ粒子のプラズモン吸収とその応用に関する内容を中心に,パネル・模型・資料を用いて説明を行いました.本学の特色ある教育の一つとして,日本の大学で初めて開設された知的財産学科の教育についても,多くの方々に興味を持って頂きました.
 メインホールの特別講演ではノーベル物理学賞の益川敏英(京都産業大学教授)が『若者の未来と科学』と題して講演され,また山崎直子宇宙飛行士からのメッセージ(ヒューストンから衛星中継で参加)もありました.科学・技術フェスタ in 京都と改称された今年度は高校生らの参加者も数多く見受けられました.高校生たちが日本の科学技術の進歩を体験し,大いに感動したことを期待します.

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