ポーランド留学生ミハウ君の特別講演会を実施

2012年7月12日

講演会の様子1

講演会の様子2

集合写真

 ポーランドのブロツワフ工業大学からやってきた留学生ミハウ君の滞在も1ヶ月が経過しました。梅雨はずっと雨が降っているものと思っていたようですが,日本での生活にも慣れて来た時期かということで,電気電子工学専攻の大学院生にも聞いてもらえるような英語での特別講演会を実施しました。内容は,ミハウ君のこれまでの博士課程での研究内容だけでなく,母国ポーランドやその食文化の紹介,ブロツワフの街およびブロツワフ工業大学の紹介を含めたものとしてもらいました。

 母国ポーランドについて,「ロシア,ドイツという強国に挟まれ,それらの国の都市となった時代の他,プロシャ,オーストリアにもなったことがあるが,現在は,ポーランドに『属して』います。」というところは,我々では思い浮かばない表現でした。母校は,古い町並みが残る美しい街ブロツワフに100年を超える歴史を持っていると紹介されました。

 研究内容については,所属が物理学科でもあり,光学的な測定を中心とした基礎的な内容が中心でしたが,大阪工業大学では,それらの現象を具体的に実現する材料やナノ構造を作製することができるため,今後は,そのようなテーマにも着手して欲しいと思っています。

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