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ロボット工学科の研究室が「中之島チャレンジ2019」に参加しました

2019年10月11日

  • 参加ロボットの集合写真(左端が本学のロボット「シリウス」) 参加ロボットの集合写真(左端が本学のロボット「シリウス」)
  • 走行実験の様子 走行実験の様子
  • 走行実験の様子 走行実験の様子

 9月22日、23日に大阪・中之島で、移動ロボットを自律走行させる屋外走行実験「中之島チャレンジ2019」が開催され、ロボット工学科のコミュニケーションロボット研究室が参加しました。
 
 「中之島チャレンジ」は、モビリティロボット実験特区・つくば市で毎年開催されている「つくばチャレンジ」の参加実績がある大阪工業大、大阪市立大、関西大とプロアシスト(事務局)が企画・実施。人が往来する環境における移動ロボットの自律走行技術の開発に役立てることを目的としています。
 
 同研究室は、2輪駆動式のロボット「シリウス」のハードウェア、フレーム構造の見直し、ソフトウェアの精度向上などを昨年から進め、走行実験に挑戦。初日は、大阪市中央公会堂と大阪府立中之島図書館周囲の歩道約470mの課題コースでロボットの性能確認やソフトウェアの修正を行うなど、テストランを繰り返しました。2日目の本走行ではスムーズなスタートを切ることができたものの、途中、ロボット同士の追い抜きや通行人の往来といった外的要因に影響を受けたことで一時停止してしまいました。想定以上の不足の事態によるの安全性は確認できましたが、これらの外的要因によりシリウスは一時停止後コースを見失ってしまい、約160メートルを走行した後、リタイアを宣言しました。
 
 リーダーの瀧下和史さん(4年)は「実環境で実証実験を行うことで、大学内での実験だけでは見えてこなかった課題が見えてきました。完走はできなかったものの、雨天の走行実績も積むことができ、11月に開催される『つくばチャレンジ』のための良いデータが取れました」と手応えを感じていました。
 
【コミュニケーションロボット研究室】
指導教員:井上雄紀 教授

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