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報道機関向け教員一覧

建築・土木

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工学部 都市デザイン工学科

井上 晋 (イノウエ ススム)

教授 博士(工学)

コンクリート工学

コンクリート構造の各種荷重・環境下の力学的特性を実験的に検討し,その成果をコンクリート構造の設計・施工・維持管理に活かすような研究を実施しています。

キーワード:コンクリート構造、維持管理、耐火性、耐震

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工学部 都市デザイン工学科

田中 一成 (タナカ カズナリ)

教授 博士(デザイン学)

環境デザイン、都市計画、景観、ユニバーサルデザイン、世界遺産

環境デザインは、さまざまなものの関係をデザインします。たとえば道路設計において交通量や鋪装材、街路樹だけでなく、道路とは全く異なりデザインされる自転車、車の音や鳥の声、近くの海の香、さらに利用者の服装、近辺に住む人々の心理、周辺の建物や公園などの施設形状など、これらの関係を考えて道路をつくる、あるいは街灯や縁石などの道路のディテールをつくることで、もしかしたらこれまでにない新たな未来をつくることができるはずです。それぞれの技術・技術者は、もちろん重要です。ここでは、それぞれの考えを広く浅く知り、調整し、新たな提案をしていくことで、これまでになかった街をつくることをめざしています。

キーワード:環境デザイン、時間性、トポロジー、ランドスケープ、GIS、認知空間、空間情報、ユニバーサルデザイン、世界遺産、バッファーゾーン

【過去のコメント実績】
・公園設計
・公園内の事故(遊具のデザインと設置方法)

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工学部 都市デザイン工学科

三方 康弘 (ミカタ ヤスヒロ)

教授 

コンクリート工学

 アルカリ骨材反応によるコンクリート構造物の劣化は、1980年代に実施された建設省総合技術開発プロジェクトや日本コンクリート工学協会のアルカリ骨材反応調査研究委員会の調査により、アルカリ骨材反応はわが国の幅広い地域に分布していることが確認されました。しかし、当時はアルカリ骨材反応の劣化はコンクリート表面部にひび割れが生じる程度と考えられていました。
 その後、コンクリート中の鉄筋破断が確認されたことから、2003年に土木学会コンクリート委員会アルカリ骨材反応対策小委員会にて鉄筋破断のメカニズムや調査、安全性照査、補修・補強対策が検討されました。しかし、アルカリ骨材反応による鉄筋破断を生じたコンクリート構造物は、厳密には耐荷力評価(支えることが出来る荷重)等の安全性評価手法が確立されていないのが現状であります。
 そこで、本研究室では、アルカリ骨材反応による鉄筋破断を生じたコンクリート構造物の維持管理手法を構築することを目的として、研究を実施しています。

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工学部 都市デザイン工学科

日置 和昭 (ヒオキ カズアキ)

教授 博士(工学)

地盤工学、地盤防災工学、地盤環境工学

コメントが可能な領域は、地盤領域です。
特に、地盤災害に関しては、過去にコメントの実績があります。

1)構造物建設に伴う地盤災害(圧密沈下、せん断破壊など)
2)豪雨や地震による地盤災害(斜面崩壊、液状化など)
3)地盤災害の予測
4)地盤災害の対策技術

キーワード:地盤災害、豪雨災害、地震災害、地盤防災、地盤品質、深層崩壊、液状化、遮水壁、地盤調査、地盤材料試験

【過去のコメント実績】
1) 2013年9月5日、テレビ朝日「モーニングバード」、豪雨災害に関するコメント
2) 2013年9月12日、東京新聞、地盤の液状化現象に関するコメント
3) 2017年9月1日、NHK奈良「ならナビ」、奈良県十津川村の深層崩壊危険度監視システムに関するコメント
4) 2017年9月4日、NHK大阪「ニュースほっと関西」、奈良県十津川村の深層崩壊危険度監視システムに関するコメント
5) 2021年6月28日、讀賣テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」、大阪市西成区の住宅倒壊に関するコメント

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工学部 都市デザイン工学科

東 良慶 (アズマ リョウケイ)

准教授 博士(工学)(2005,京都大学)

防災水工学、環境水理学、混相流力学、水害地形環境、災害調査

人口、資産、社会資本が集中するとともに豊かな生態系が存立する河川、海岸域の多くは水と土が接する水際低平地です。また、この水際域は自然イベント(豪雨、地震、津波等)による環境外力の作用により、災害が発生し易い地域でもあります。そのため、本研究室では洪水や津波などの流体系と土(堆積物)系が複雑に関係した複合災害過程について、流体力学的アプローチと地形学的アプローチの連携のもとに環境と調和した減災の方策を考究しています。
本研究室ではおおまかに以下のようなテーマの研究を実施しています。
◎海岸保全に資する構造物(津波防波堤、消波ブロック)の開発
◎沿岸地形環境の高分解能計測とその変化予測
◎海岸地下水の動態観測
◎埋没水害地形の同定手法の開発とそのリスク評価
◎天井川の形成要因と過程に関する研究
◎土砂移動と乱流現象の可視化実験
など、水に関係する災害のフィールド研究に重点を置いています。

キーワード:津波防波堤、流起式可動防波堤、海岸侵食、津波堆積物、堤防決壊、破堤地形、河岸侵食、天井川、乱流計測、可視化実験

【過去のコメント実績】
2013年8月4日、日本テレビ「バンキシャ」~豪雨土砂災害について
2013年9月19日、朝日放送「キャスト」~台風による豪雨について
2014年7月23日、NHK総合大阪「ニューステラス関西」 ~新型津波防波堤の開発について
2014年9月9日、NHK総合「ニュースウォッチ9」~天井川について
2015年3月9日、読売新聞(23面、科学欄)~海中でも津波を止める

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工学部 都市デザイン工学科

西堀 泰英 (ニシホリヤスヒデ)

准教授 博士(工学)

土木計画学、都市計画、交通工学、都市交通計画

本研究室では、私たちが暮らす都市や地域をより良いものとするための研究を行っています。にぎわい、住みやすさ、安全・安心、持続可能性の4つの視点から、都市や地域の様々な活動、人々の行動や意識、各種ルールや制度、あるいは新型コロナウィルス感染症や自動運転,スマートシティなどを対象に、ビッグデータを含む多様な情報を用いて統計解析や人工知能などの最新技術も駆使し、よりよい都市や地域に求められる対策などを検討します。

【主な研究テーマ】
・COVID-19が人々の活動に及ぼす影響
・自動運転の社会受容性と社会実装
・交通事故対策実施による効果評価
・持続可能な地域を支える地域モビリティ
・先進運転支援システムによる高齢運転者に対する効果

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工学部 建築学科

岡山 敏哉 (オカヤマ トシヤ)

教授 工学博士

まちづくり、アーバン・デザイン、近代都市計画史

 自治体の都市計画等に関する委員会等の委員を数多く務めており、まちづくり全般、特に地区レベルのまちづくりに関して実際面からコメントすることができます。これまでの実績は下記のとおりです。
 また大阪の近代都市計画史やドイツの都市計画についても研究テーマとしています。

大阪府守口市・都市計画審議会委員【平成22年12月から会長】
京阪守口市駅周辺地区バリアフリー基本構想策定協議会会長
大阪府豊能町・住宅マスタープラン策定委員会幹事長
大阪府守口市・公害等紛争調停委員会委員
京阪西三荘駅周辺地区バリアフリー基本構想策定協議会会長
大阪府熊取町・都市計画マスタープラン策定検討委員会アドバイザー
大阪府熊取町・まちづくり交付金評価委員会委員
京阪土居駅周辺地区バリアフリー基本構想策定協議会会長
大阪府熊取町・都市計画審議会委員【平成26年4月から会長】
大阪府守口市・総合計画策定審議会委員
大阪府松原市・都市計画審議会委員
大阪府守口市・旅館等建築協議会委員
大日交差点周辺地区バリアフリー基本構想策定協議会会長
大阪府藤井寺市・景観計画策定協議会委員
大阪府守口市・住宅のあり方検討会議委員
京都府八幡市・都市計画審議会委員【平成27年4月から会長】
大阪府豊能町・都市計画審議会委員【平成31年1月から会長】
大阪府藤井寺市・事業評価委員会委員
大阪府守口市・地域コミュニティ拠点施設検討懇話会委員
大阪府熊取町・「(仮称)えいらく公園」整備計画策定推進協議会会長
国土交通省・大日交差点周辺地区バリアフリー検討会会長
大阪府藤井寺市・景観審議会委員【平成29年3月から副会長】
京都府八幡市・入札制度懇話会会長
京都府八幡市・歴史街道計画整備検討委員会委員
大阪府松原市・「(仮称)元希者センター」建設に係る事業者選定委員会委員
大阪府松原市・まち・ひと・しごと創生総合戦略策定審議会委員
大阪府守口市・市営住宅のあり方検討委員会
京都府八幡市・総合計画審議会委員【副会長】
大阪府熊取町・総合計画審議会委員
大阪府松原市・新図書館建設に係る事業者選定委員
京都府八幡市・庁舎整備基本計画策定アドバイザー
大阪市此花区・未来のこのはなまちづくり事業アドバイザー
国土交通省・守口市周辺における水辺を活かしたまちづくり勉強会アドバイザー
大阪府松原市・基本計画審議会委員
大阪市此花区・未来のこのはなまちづくり事業アドバイザー
大阪市此花区・区役所改善のプロポーザル提案に係る選定委員
大阪府松原市・都市計画マスタープラン策定専門部会委員
大阪府松原市・市民松原図書館用地の活用に係る事業者選定委員会委員
大阪府守口市・公共事業再評価監視委員会委員
大阪府松原市・ラブホテル認定審査委員会委員
大阪府熊取町・空家等対策審議会委員
大阪府守口市・総合基本計画審議会委員
大阪府豊能町・総合まちづくり計画審議会委員







キーワード:都市計画、まちづくり、アーバン・デザイン、地区計画、近代都市計画史、自治体(まちづくり)、行政(都市計画)、ドイツ、景観、バリアフリー(まち)

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工学部 建築学科

本田 昌昭 (ホンダ マサアキ)

教授 博士(学術)

近代建築史、建築論、建築意匠、建築設計

本研究室では、20世紀初頭のヨーロッパのモダニズム建築を起点として、西洋近代から現代建築まで、さらには、日本の近・現代建築を対象とし、建築思想や設計手法の解明を試みています。
また、特には近代化がもたらした「功罪」という視点から、地域が抱える問題や課題、さらには今後生ずるであろう問題に対して、学生各々がテーマを設定し、調査と提案を行っています。

キーワード:近代建築、地域活性化

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工学部 建築学科

吉村 英祐 (ヨシムラ ヒデマサ)

教授 博士(工学)

建築人間工学、ユニバーサルデザイン、避難安全、日常災害、コンバージョン・リノベーション

【建物火災の人的被害の分析】
 建物火災による人的被害の発生原因を、建物の構造、維持管理状態などから分析し、どこに問題があったかを解説します。
【日常災害・群集事故の発生要因の分析】
 建物・都市空間において発生する高齢者、障がい者、子どもが転倒、転落、墜落、転倒、衝突、はさまれなどの事故(日常災害)によりけがをしたり死亡したりする原因とその予防・改善策を、設計者、建物管理者、建物利用者の視点から解説します。また、イベント時の群集事故の原因についてもコメント可能です。
【建築の長寿命化】
 建物を長く使い続けるためには、どのような配慮が必要であるかを、建物の計画、設計、施工、使用・管理、デザインなどの点から解説します。

【過去のコメント実績】
[新聞]
■2003.4.24 朝日新聞 明石歩道橋事故発生当時の高密度群集の再現実験の結果が掲載された。
■2005.7.26 神戸新聞 明石歩道橋事故現場における手すりの変形から事故発生当時の群集圧力と群集密度を推定した結果が掲載された。
■2014.4.11 読売新聞 神戸のビル解体足場倒壊事故について、解体業の安全対策についてコメント。
[雑誌]
■2001.4.30 日経アーキテクチュア 「シリーズ 新世紀スタンダード ユニバーサルデザイン 高齢者を生き生きさせる建築とは」にコメント掲載。
■2004.4.19 日経アーキテクチュア「緊急リポート 危険デザイン 凶器と化す建築物が身近に潜む」にコメント掲載。
■2008.2.25 日経アーキテクチュア「特集 注意! 転ぶデザイン」にコメント掲載。■2009.7.13 日経アーキテクチュア「特集 事故現場に学ぶデザインの死角 こんな設計が危ない」にコメント掲載。
[テレビ]
■1989.12.27 読売テレビ「大阪プラス1」、大阪駅前地下街火災現場から中継解説。■2008.3.7 関西テレビ「金曜日のギモン??」、火災時の避難行動特性を考えた安全な避難経路の考え方をヒルトンプラザウエストの現場ロケで解説。
■2008.10.2 読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」、大阪・難波の個室ビデオ店放火殺人事件について、火災時の避難安全の視点から解説。
■2012.5.14 読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」、広島県福山市で起きたホテル火災について専門的な見地から解説。
■2014.4.3 読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」、JR三ノ宮駅北側で起きたビル解体現場の足場倒壊事故について電話出演で解説。
■2014.4.3 TBS「Nスタ」、テレビ朝日「報道ステーション」・日本テレビ「NEWS ZERO」・JR三ノ宮駅北側で起きたビル解体現場の足場倒壊事故について解説。
■2014.4.4 TBS「モーニングバード」、JR三ノ宮駅北側で起きたビル解体現場の足場倒壊事故について電話出演で解説。
■2014.4.4 日本テレビ、「Oha!4 NEWS LIVE」・「ウェークアップ!ぷらす」、JR三ノ宮駅北側で起きたビル解体現場の足場倒壊事故の原因を解説。

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工学部 建築学科

向出 静司 (ムカイデ セイジ)

准教授 博士(工学)

建築構造、耐震設計、鋼構造

鋼構造(鉄骨構造,S造)の建物を主な対象として,その耐震性能について研究しています.個材に着目して,その仕様に応じた破壊性状を実験的に調べたり,建物全体に着目して,その設計条件に応じた振動特性を解析的に調べたりしています.近年は,想定を大きく上回る地震に対して,建物が完全に倒壊する挙動を考察対象にしています.

キーワード:構造設計、鋼構造、耐震、制振、振動解析、地震被害

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工学部 建築学科

権 淳日 (チェン チュンリ)

講師 博士(工学)

建築構造、耐震工学

鉄筋コンクリート造建物を対象とし,実験および解析に基づきその損傷量や残存耐震性能を評価する。また,免震技術の普及を目指して,適用現状調査や性能評価シミュレーションなどを行っている。近年は,特定国の文化や環境を考慮した新型建築構造システムの開発およびその構造性能評価に取り組んでいる。

キーワード:建築構造、耐震工学、構造システム、鉄筋コンクリート造、免震、制振、耐震性能、損傷度、被災度、耐震補強

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工学部 建築学科

藤井 伸介 (フジイシンスケ)

准教授 

建築設計

建築は、さまざまな理論と実践の上に成り立っています。
本研究室では、近代及び現代建築のデザインと理論について研究しています。
実施を前提とした設計競技やプロジェクトに参加する事で、論理的思考のプロセスを実践的に展開しデザインを検証します。

キーワード:設計、意匠、リノベーション、デザイン、住宅、建築、設計手法

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工学部 建築学科

瀧野 敦夫 (タキノ アツオ)

准教授 博士(工学)

建築構造、耐震構造、木質構造

日本には様々な木造の建物が存在します。神社や仏閣、古い民家など伝統的な建物や、現代的な木造住宅、最近では都市に木造のビルを建設され始めました。本研究室では、このような木造の建物の耐震性といった構造安全性についての研究を行っています。現存する建物の調査や破壊を検証するための構造実験、コンピューターを用いた数値シミュレーションなど色々な手法を用いて研究を行っています。

キーワード:建築構造、耐震構造、木質構造、木造、木材

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工学部 建築学科

吉田 哲 (ヨシダ テツ)

教授 博士(工学)

建築計画・設計、まちづくり

建築計画・設計とまちづくりを往還する中で、特に高齢期に、住み慣れたまちに住み続けられるを合言葉に、研究・実践をつづけています。
1.高齢者の外出支援を目指した道路沿い私有地へのベンチ設置プロジェクト(京都伏見、とまり木休憩所・おでかけベンチ協働プロジェクト)では、21年度末~22年度始にかけて4つの賞を受賞しています。
   2021年度 国土交通省令和3年度(第15回)バリアフリー化推進功労者大臣表彰
         京都景観賞、景観づくり活動部門:市長賞(令和2・3年度)
         伏見区誕生90周年記念表彰
   2022年度 日本都市計画学会関西支部、関西まちづくり賞: 奨励賞(‘21年度)
2.まちの本陣プロジェクトでは京都にただ一つ残る本陣をまちライブラリーなどとしてひらき、隣接するため池や畑の利用を一体的に考えるプロジェクトに取り組んでいます。
3.2022年度からは、建築協定地域の集会所計画や寺院併設の福祉施設計画に取り組もうとしています。キャンパスの周りでは公共施設の更新について学生たちと計画提案します。
4.研究としては、高齢者による居住地域外でのまちづくり、高齢者の生活支援・団体の研究などをJSPS科学研究費を得て進めています。

キーワード:地域継続居住、地域施設、公共性、まちづくり、高齢者、ベンチ、高齢者生活支援

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ロボティクス&デザイン工学部 空間デザイン学科

今井 美樹 (イマイ ミキ)

教授 工学修士

グラフィックデザイン/ヴィジュアルデザイン/エディトリアルデザイン、デザイン史、キュレーション

デザイン事務所、デザインミュージアム、フリーランスでの勤務経験を生かし、視覚デザインの分野(グラフィックデザイン)についての制作や研究を行っています。また、過去の作家や作品に関しての研究や歴史的検証も行っています。

キーワード:グラフィックデザイン、デザイン史、展覧会企画

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ロボティクス&デザイン工学部 空間デザイン学科

福原 和則 (フクハラ カズノリ)

教授 博士(工学)

建築設計、近代建築(日本)、設計方法・設計プロセス

日本の近代を代表する建築家村野藤吾の作品や設計方法についてコメントできます。村野は大阪を拠点として活躍し、芸術院賞、文化勲章を受章した建築家です。大大阪時代を代表する「そごう百貨店」や「新歌舞伎座」など大阪の顔となる建築を設計しました。また、そのデザインは、優美な曲線を持つ特徴的なもので、他の類を見ないものとして現在でも注目されています。村野の設計図面を分析してその設計方法を明らかにする研究で学位を得ております。企業時代に多くの都市開発を企画、設計してきました。総合設計、特区、建築協定などの狭間で、地下鉄連絡協議会との調整をおこなって都市建築の在り方を検討してまいりました。大都市における複合開発について、公共性や建築デザインの観点からコメントできます。

キーワード:村野藤吾、大大阪、そごう百貨店、都市再開発、建築設計、企画設計、まちづくり、建築設計図面、手描き図面、建築方法

【過去のコメント実績】
シンポジウムなどでの講演経験はありますが、報道機関に対して実績はございません。

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ロボティクス&デザイン工学部 空間デザイン学科

西應 浩司 (ニシオ コウジ)

教授 博士(学術)

インテリアデザイン、建築計画、都市計画

都市・建築における空間の分かりやすさ
 建築や都市は生活基盤として、人間に対し、大きな心理的影響力を持っています。基本的な人間の移動方法を考えれば、そのデザインは歩行によって我々が得た空間能力に関する研究成果が生かされたものとなるのが理想的でしょう。
 研究室では、空間能力を司り評価を行う脳機能の左右差や個人差を検討する事から、人間が理解しやすい建築空間、都市空間をつくるための方法を探っています。建築や都市空間を移動する人間の行動を調査・分析することから発想した改善案について考察しています。

キーワード:空間認知、迷路探査

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ロボティクス&デザイン工学部 空間デザイン学科

赤井 愛 (アカイ アイ)

准教授 デザイン学修士

プロダクトデザイン、照明器具及び照明空間のデザイン、感性工学

プロダクト(製品)デザインの中でも照明器具及び照明空間のデザイン・設計を専門としています。

キーワード:プロダクトデザイン、照明設計

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ロボティクス&デザイン工学部 空間デザイン学科

白髪 誠一 (シラガ セイイチ)

教授 博士(工学)

建築鋼構造、建築構造設計

建築の構造設計事務所に15年間在籍していました。住宅から超高層建物まで幅広い建築の構造設計の実績があります。他に耐震診断についても鉄筋コンクリート造、鉄骨造および木造の実績を有しています。したがって、建築の構造設計一般についてコメント可能です。

さらに、鉄骨造建物についてはより専門的な知識を有しています。材料や溶接から鉄骨造骨組の構造形式など鋼構造全般にかかわる知識を有しています。

キーワード:建築構造設計、鋼構造建物

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ロボティクス&デザイン工学部 空間デザイン学科

益岡 了 (マスオカ リョウ)

教授 博士(学術)

UXデザイン、インタフェースデザイン、プロダクトデザイン、環境デザイン

1980年代から電子制御を利用したさまざまな機器の普及が目立つようになりました。しかし初期のPCや各種電子機器は一般ユーザにとって使い難いものでした。1984年発売されたApple社のMacintoshは、その操作入力に積極的にグラフィカルユーザインタフェースや一貫した操作系を採用し、機器開発の新たな潮流を示しました。我が国においてもその頃からユーザインタフェースデザイナーの活動が始まります(最初のインタフェースデザイン専業企業:ソフトディバイス社の創業が1984年)。現在では当該分野はUXデザインとして拡張されたデザイン領域として認められ、大企業ではこの専門部門の充実を図っています。特にGAFAといったIT巨大企業の成功やコロナ禍後のデジタルシフトへの対応が、この動きを活発化させています。私たちはこのUXデザインに着目し、新しいマン・マシン・インタフェース、特にユーザとデザイン、デザインと環境・社会に留意したデザイン研究・展開を行っています。

キーワード:ユーザエクスペリエンスデザイン、インタフェースデザイン、プロダクトデザイン、環境デザイン、ユーザビリティ、音響デザイン、インタラクションデザイン、ヒューマンインタフェース(人間中心設計)、コミュニケーションデザイン、公共空間のサイン

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