建築学科

Architecture

建築学科では、 多角的なアプローチで独創的な建築価値の創造を進めています。 設計・歴史意匠・計画・環境・構造・生産・材料の各分野の研究スタッフをバランス良く配置し、 建築における基礎的研究から実践可能な先端的研究まで、 幅広く研究を行なっています。特に、 構造実験センターでは、 大型構造物の載荷試験が行える試験設備、 各種の載荷・疲労試験機、 大型水平加熱炉、 材料試験機を備えており、 その規模と質は西日本の大学においてはトップクラスにあります。 建設会社等からの委託研究も多く行なっており、 研究とともに実社会に役立つ性能試験や実用新案などのサポートも行なっています。

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建築学科

寺地 洋之 学科長

教員紹介
岡山 敏哉 教授
オカヤマ トシヤ
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寺地 洋之 教授
テラジ ヒロユキ
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馬場 望 教授
ババ ノゾム
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本田 昌昭 教授
ホンダ マサアキ
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宮内 靖昌 教授
ミヤウチ ヤスヨシ
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吉村 英祐 教授
ヨシムラ ヒデマサ
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西村 泰志 教授
ニシムラ ヤスシ
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河野 良坪 准教授
コウノ リョウヘイ
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佐藤 真奈美 准教授
サトウ マナミ
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中村 成春 准教授
ナカムラ シゲハル
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林田 大作 准教授
ハヤシダ ダイサク
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前田 茂樹 准教授
マエダ シゲキ
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向出 静司 准教授
ムカイデ セイジ
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林 暁光 准教授
リン ギョウコウ
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白山 敦子 講師
シラヤマ アツコ
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研究者紹介

研究者1 | 河野 良坪 准教授

- 研究テーマ -

  1. 通風逆解析と昼光逆解析を連動した開口部設計法
  2. 逆解析を用いた高速進化型遺伝的アルゴリズムの開発
  3. IoT連携CFDによる室内空調システムの構築検討
  4. 室形状および窓の断熱性能に着目した居室のCFD解析
  5. アルゴリズムを用いた集合住宅の設計手法の提案と環境性能評価

2020年の省エネ基準義務化や、2030年に予定される過半の新築物件でのZEHの達成など、数々の省エネルギー施策が実施される中、建築計画面と物理環境面とのバランスがとれた設計が益々重要となる。建築はデザイン次第で通風・採光・日射取得量等が大きく変わり得る。良好な環境性能となる設計案の見極めは容易ではないが、最適化手法を設計に応用することで、現状の設計案の環境性能をより優れた性能に変えることが可能であろう。本研究では、随伴変数法による逆解析や遺伝的アルゴリズム(GA)を駆使した、新たな環境指向型の設計手法を提案する。


研究者2 | 馬場 望・吉田 正友・西野 孝仁(3名とも教授)

- 研究テーマ -

  1. 地震複合火災を受けた鉄筋コンクリート柱の残存構造性能の評価
  2. 加熱を受けたコンクリートの圧縮強度残存比及び拘束効果を考慮した構成則の評価
  3. 地震複合火災を受けた鉄筋コンクリート柱の残存軸耐力・残存曲げ耐力の評価

地震に対する防災計画は、主として本震による被害軽減を対象としているが、近年の比較的大きな地震では、本震に迫る大きな余震や二次災害による被害の拡大が懸念されており、これら地震複合災害を防災計画に盛り込むことが急務となっている。本研究は、地震複合火災に着目し、既存の建物構造物に多く存在する普通強度コンクリートを用いた鉄筋コンクリート柱を対象として、加熱を受けたコンクリートの圧縮強度残存比、拘束効果を考慮した構成則及び鉄筋コンクリート柱の残存構造性能の評価法を確立することを目的とする。