非接触・低負担ヒューマンセンシング

環境やモノを人に適応させたり、人の健康・安全を支援するには、人の生理・心理状態を推定する技術が欠かせません。そこで、人の状態推定に使える心拍（脈拍）・呼吸・瞬目を、負担の少ない方法で計測する技術を開発しています。今回は、RGB深度カメラを用いた非接触計測と椅子に組み込んだセンサを用いる低負担計測の例を紹介します。

VR防災シミュレーション体験

仮想現実（VR）空間において災害を発生させ、災害時の行動・動作を反映した防災訓練を体験することにより、 防災意識の向上の啓蒙活動を支援するシステムの体験を行います。 本シミュレーションはVR消火訓練とVR避難訓練から構成されています。 VR消火訓練は、消化器・消火栓・消火ボールの使用法を学んでいただきます。。 VR避難訓練は、煙体験・炎体験・避難知識習得体験を通じて、学校を想定した適切な避難の仕方を学習が可能です。 また、生存シミュレーションも実施いたします。

ＶＲ認知・生活機能評価および認知症予防体験

仮想現実（VR）空間において片付けや掃除などの日常生活行動をしてもらうことにより、 認知機能や生活機能を自動的に評価可能なシステムを体験展示いたします。本システムは、振り返りを行うことにより、 認知トレーニングにも活用可能です。同時に、VRではございませんが、認知症予防を目指した簡易的でどこでもできる認知 トレーニングシステムも併設で体験展示いたします。

ロボカップ＠ホームリーグ世界大会出場ロボットデモ

ロボカップ＠ホームリーグとは、生活支援ロボットの競技会です。様々な競技により生活支援ロボットの性能を競います。ロボティクス＆デザイン工学部ロボット工学科の学生と情報科学部の学生の合同チーム「O. I. T. Trial」で出場しています。ロボカップ＠ホームリーグ世界大会2017 Best in Navigation 賞を受賞！デモを交えてロボットを紹介します。世界最高性能を見る絶好の機会です。

デジタルファブリケーションを活用した義手

デジタルファブリケーションツール（3DCAD、3Dプリンタ、3Dスキャナなど）を 活用して上肢欠損者のための義手を開発しています。筋隆起センシングにより操作する対向3指電動義手 Finch、3Dプリンタを活用したリアルな外観を持つ義手Rehand、湾曲型空気圧人工筋で駆動する5指義手 F3Handなど、ユーザの障害の度合いや生活スタイルに応える多様なバリエーションの義手を紹介します。

宇宙のドローン！ 動力航行用電気推ロケットエンジン搭載小型人工衛星の開発とそのビジネス展開

JAXA小惑星探査機「はやぶさ」に搭載されたイオンロケットエンジンなど各種の電気推進ロケットエンジンの開発、それによる世界初の動力航行用小型衛星、超低空地球観測衛星、宇宙ゴミ除去ロボットの開発を目指し活動しています。今回は小惑星探査機「はやぶさ」搭載「イオンロケットエンジン」と同種の電気推進ロケットエンジンの実物と超小型衛星の実物を展示し、最先端宇宙技術事例をご紹介いたします。まさに、宇宙のドローン、宇宙空間を自由に動ける小型衛星の開発・打ち上げを目指し、そのビジネス化、世界販売も視野に入れています。

振動・騒音を改善する技術

本研究室では、人にとって不快でない音や振動を探求する技術（評価技術）、 騒音や振動の発生要因を探求する技術（解析技術）、シミュレーションや実験を用い効果的に振動・騒音を 低減する技術（対策技術）等、製品の振動・騒音をトータルに改善するために必要な技術を開発しています。 本企画ではその中で最新の解析技術による騒音改善効果を体験できるシステムを展示いたします。

ホウキに乗って空を飛んでみよう

ホウキに乗ってパンを集めながらゴールを目指す、子供から大人まで楽しめるコンテンツです。ホウキの傾きによって飛んでいる向きや速度を操作することができます。大型の映像が与える没入感により、あたかも空中を自由に飛んでいるような感覚を体験することができます。

HMDによる現実と仮想空間の融合

現実の環境とCGによる仮想空間を重ね合わせて提示する拡張現実感の技術の一例としてCGで構築した海中の 環境を現実世界の研究室と重畳させて表示し、 人間の感性に作用させて感動、楽しさを与えます。産応用として現実にある部屋に仮想の家具を自由に配置する インテリアデザインなどに利用可能です。