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都市デザイン工学科が国立台湾科技大学と国際PBLを実施

2024.10.12

  • 橋梁模型の制作 橋梁模型の制作
  • 完成したモデルとともに集合写真 完成したモデルとともに集合写真
  • エクスカーション(琵琶湖疏水記念館での学生の説明の様子) エクスカーション(琵琶湖疏水記念館での学生の説明の様子)

本学工学部都市デザイン工学科が、8月25日(日)~8月31日(土)の期間、本学大宮キャンパスにおいて、国立台湾科技大学(台湾)と「橋梁模型の設計・制作」をテーマにPBL(プロジェクトベースドラーニング)を実施しました。本学からは10名、台湾科技大学からは10名の学生が参加しました。

都市デザイン工学科と台湾科技大学営建工程系による国際PBLは、2014年度から始まり、今年で8回目を迎えました。参加学生のうち、本学の4名と台湾科技大学の9名は昨年度も本プログラムに参加しており、1日目から非常に友好的な雰囲気でプログラムを開始することができました。

プログラムでは、両大学の学生が混成チームを組み、指定された材料のみを用い、共通の制約条件の下で橋梁模型を設計・制作しました。コンペティション形式で、①強度、②設計・制作技術、③プレゼンテーションの3項目で評価が行われました。今年度制作された橋梁模型は、トラス構造やアーチ構造を取り入れたものでしたが、学生たちの創意工夫によって、チームごとにコンセプトや形状が異なり、独自性のある特徴的なモデルが出来上がりました。

また、プログラム期間中の1日をエクスカーションに充て、京都市内で琵琶湖疏水記念館、渡月橋、嵐山地区を見学し、インフラの歴史や構造、景観について学びました。今年度は初めての試みとして、本学の参加学生がエクスカーションの計画に携わり、見学先の説明を英語で行いました。この取り組みは、学生が見学先について深く調べるきっかけとなり、また、英語での説明に向けて積極的に学習する良い機会となりました。

参加学生からは、「与えられた条件を満たす橋梁を設計・制作するという同じ作業を通じて、異なる文化や言語を話す学生たちとのコミュニケーションやチームワークを学ぶことができた」「これまで学んだ専門知識を、PBLのような実践の場でどのように活用すべきかを理解できた」との感想が寄せられました。

担当教員
大阪工業大学(Osaka Institute of Technology: OIT)
藤本 哲生准教授、小川 芳也特任准教授

台湾科技大学(National Taiwan University of Science & Technology: NTUST)
Dr. Ting-Yu Hsu (Professor, Department of Civil and Construction Engineering)
Dr. Pei-Ching Chen (Associate Professor, Department of Civil and Construction Engineering)