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「おおさかものづくりコレクション2014」に出展しました

2014.11.17

  • 真剣な表情の子ども達 真剣な表情の子ども達
  • 力一杯突き固めます 力一杯突き固めます
  • 溶けた合金地金の流し込み 溶けた合金地金の流し込み

 11月16日、大阪梅田のハービス大阪で開催された「おおさかものづくりコレクション2014」に、本学ものづくりセンターの岩田技師と学生達が出展協力をしました。このイベントは、子どもたちにものづくりの楽しさを体験してもらい、将来の技術者を目指す人材を育成することを目的に大阪府職業能力開発協会が主催したもので、本学のほか様々な業界団体が参加しました。当日は1,100人の親子連れが訪れ、会場は超満員となりました。
 本学は「鋳物でつくるオリジナルペンダント製作教室」を提供し、約20組の小学生親子に体験してもらいました。参加する子ども達にはあらかじめ自分が作りたいペンダントのデザインを考えてきてもらい、それを3㎝角の木質ボードに彫刻刀で彫ることから始まり、出来上がった木質ボードを型枠に入れ、特殊鋳物砂(OBBサンド)を敷き詰め突き固めます。しっかり固められれば型枠から木質ボードを取り除き、できた空洞部分に液体状になるまで熱した合金地金を流し込みます。合金地金が冷えれば取り出し、紙ヤスリで表面を入念に磨き完成です。この作業は慎重に進めないと途中で型となる砂が崩れたり、空洞の隅々まで地金を行き渡らせることができないので、子ども達は真剣そのものに取り組みました。普段あまり経験しないような緊張感も味わえたのではないでしょうか。全行程を約2時間かけて作った“世界に1つしかないオリジナルペンダント”ですから、きっと大切に使ってもらえることでしょう。