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世界初3大体臭チェッカー「クンクンボディ」に大きな反響

2017.07.19

  • 共同開発した大松教授(写真左)とコニカミノルタ ビジネスイノベーションセンタージャパン インキュベーション リードの秋山博氏 共同開発した大松教授(写真左)とコニカミノルタ ビジネスイノベーションセンタージャパン インキュベーション リードの秋山博氏
  • 体臭測定チェッカー「クンクンボディ」 体臭測定チェッカー「クンクンボディ」
  • 三大体臭の特長について解説する大松教授 三大体臭の特長について解説する大松教授

 7月13日、梅田キャンパスOIT梅田タワーを会場にシステムデザイン工学科の大松繁客員教授とコニカミノルタ株式会社が共同開発した、体臭チェッカー「クンクンボディ」のメディア向け説明会を実施しました。3大体臭の汗臭、ミドル脂臭、加齢臭を測定し、数値化できる世界で初めての「体臭(ニオイ)が見える技術」ということもあり、会場には多くのメディア関係者が集まりました。
 「クンクンボディ」は、手のひらサイズで重さ約100gのセンサーとスマートフォン用アプリケーションで構成しており、頭や耳の後ろ、わきの下、足のニオイを測定することができます。測定したい箇所にセンサーを近づけ、約20秒かざすと、汗臭、ミドル脂臭、加齢臭の強さが10段階でスマートフォンの画面に表示されます。3つの臭いを総合した臭いレベルも100段階で表示され、レベルによってニオイ対策が必要か客観的な判断が可能になります。同じ臭いをしばらく嗅いでいると、その臭いを感じなくなるマスキング現象もニオイを可視化することで認識することができ、自分の臭いは分かりにくいという多くの人にとっての長年の悩みを解決する心強いツールとなります。
 また、同社はクラウドファンディングサイト「Makuake」を活用した「クンクンボディ」先行販売を7月13日より開始し、初日で200人を超えるサポーターから目標金額の2倍超となる約500万円が集まり、世間からの注目度の高さが伺えました。
 大松教授が所属する本学の地域産業支援プラットフォーム(OIT-P)では、引き続き企業への技術シーズの提供や共同研究の推進、デザイン思考に基づく開発や実装に向けた知的財産戦略面からのサポートまで、幅広い範囲を包括する体制で地域のモノづくり企業の支援活動に取り組みます。