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大阪工業大学の最先端の研究を紹介大阪工業大学の最先端の研究を紹介

ロボティクス&デザイン工学部

ロボット工学科 生産システム研究室


デジタルセルによる組立
日本のものづくりは小さなサイズや複雑な形状の製品を加工し、正確に組立てることが得意です。製品の組立は大企業でも人手で行うことが多く、作業者が1人あるいは数人で製品を全て組立てて完成させるセル生産方式が多くの企業で採用されています。このセル生産で組立に必要な部品を加工する部門と組立部門を同期化させて効率よく生産を行うために、数学モデルを用いて生産システムを記述し、解析的にまたシミュレーションを駆使して最適な生産システムを設計することを研究しています。さらに人手による作業の中でムダを省くために動画分析によるムダ取り改善ツールの開発も行っています。


デジタルセルによる組立

主な研究テーマ

  • 組立システムと加工システムを統合したセル生産システムの設計に関する研究
  • セル・スケジューリングに関する研究
  • 加工セルのレイアウト設計に関する研究
  • ムダ取りのための作業改善ツールの開発

指導教員

本位田 光重 教授 (ホンイデン テルシゲ)

専門分野

  • 生産システム工学
  • 生産管理
  • ものづくり人材育成

教員メッセージ

日本では世界に負けないものづくりをするために、生産現場では多くの産業用ロボットが使われてきましたが、その多くは部品を運んだり、塗装をしたり、溶接をしたりするロボットでした。ロボットに組立をさせるのは大変に難しいのです。そこで、人が組立をする様子をよく観察をし、分析をした上でロボットにその動きを伝えることが必要です。人は無意識の内に自分でやり易いように作業を工夫しています。その工夫をうまく見つけ出し、ロボットの動きに移すことができればと考えています。生産システム研究室では、このような考えから人の動きを分析して、その中でコツのようなものを見つけ出せればと研究を重ねています。

在学生メッセージ

生産システム研究室では、製造現場の生産性を向上させるための仕組みについて研究をしています。工場の中での作業場所や部品倉庫の配置を改善し、生産性を高めるという研究では、コンピュータを使用した計算やシミュレーションが主になりますが、時には作業にかかる時間のデータ収集を行うために実際の製造現場を見学し、作業の撮影と分析を行うこともあります。また、企業でもよく使われているExcelをベースに、作業分析のソフト開発なども行いますので、その知識を使ってExcelの高度な利用を学ぶこともできます。

この研究がかなえる未来

資源のない日本の将来は、やはりものづくりで世界に勝っていかないといけません。ただ安く、品質のいい物を作るだけでなく、その作り方を世界中に広めていく必要があります。トヨタはトヨタ生産方式という作り方で世界的に有名です。これからの第4次産業革命に向けて優れた製品と優れた生産方法が一体となっていかないといけません。生産システム研究室では、世界で最も効率的で、人に負担のかからない未来の生産方法を開発するために、さまざまな研究をしています。

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