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工学部

都市デザイン工学科 空間デザイン研究室1


IKKガーデン(貸し農園プロジェクト)のデザイン・シミュレーション
空間デザイン研究室の吉川グループでは、土木、建築、造園といった従来の枠組にとらわれず、都市空間と景観を多面的にデザイン(計画・設計)すること、すなわち環境デザイン(都市デザイン・景観デザイン)をテーマとしています。また、分析やデザインのための道具として、BIMやCIM(CAD/CG利用の新しいカタチ)に加えて、GIS(地理情報システム)、GNSS(衛星測位システム)、衛星リモートセンシングといった先進の空間情報技術を積極的に活用しています。研究ではこれらの空間情報技術を用いてディジタルシティを構築し、デザインシミュレーションを行います。


IKKガーデン(貸し農園プロジェクト)のデザイン・シミュレーション

主な研究テーマ

  • 地理空間情報技術を用いた環境デザイン(都市デザイン・景観デザイン)、すなわち空間情報デザインに関する研究
  • 都市開発とまちづくりにおける景観分析とトータル・デザイン
  • 都市アメニティの構成要素である水、緑、光などの分析とデザイン
  • SNSや写真コミュニティサイトなどのソーシャルメディアに蓄積された空間データ、いわゆるビッグデータの活用に関する研究

指導教員

吉川 眞 教授 (ヨシカワ シン)

専門分野

  • 環境デザイン
  • 景観工学
  • 空間情報学
  • GIS
  • CAD/CG

教員メッセージ

学生たちに期待するのは、都市デザイン工学の知識や技術の獲得だけでなく、「デザイン的な視点と感性」、言い換えれば、「デザイン・マインド」を養ってほしいということです。デザインとは、美しさだけでなく、使いやすさや心地よさを実現することを目的としています。また、デザイン・マインドは、「表現する力」に通じます。頭の中で考えていることが、表現という経路を通ることによってより明快になるのです。ですから、デザインに限らず日常の勉学でも、表現することによって、「憶える」のではなく、「理解する」ことに努めてほしいのです。

在学生メッセージ

普段、私たちが生活している街をあらためて見てみると、「以前はどんな街並みだったのか?」、「より美しくするにはどうすればよいのか?」など、さまざまな疑問が生まれるでしょう。研究を進めるうえで、この疑問が大変重要です。疑問や課題の提起がハッキリしているほど、明確な答えが導かれるからです。みなさんも、都市空間のさまざまな「こと」や「もの」に興味と関心をもって、「?」をたくさん作ってください。そして、この空間デザイン研究室で答えを見つけてください。

この研究がかなえる未来

2007年の地理空間情報活用推進基本法の施行以来、地理空間情報を高度に活用する社会「G空間社会」の実現に向けて、国をあげて多方面で取り組まれています。たとえば、衛星測位の向上のため国産の準天頂衛星「みちびき初号機」が2010年に打ち上げられ、2018年には4機体制でシステムを運用開始し、さらに今後も測位衛星が増強されることになっています。一方、2004年には景観法が制定されていて、景観法にもとづく自治体の景観条例制定や景観まちづくりが活発化しています。このような状況のもとで、都市デザイン・景観デザインという「対象」と、地理空間情報技術という「方法」の両面で、有能な人材が今後ますます求められていくでしょう。

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