システムデザイン工学科
マルチモーダルユーザーインタフェースデザイン研究室

大画面ディスプレイ(上)、科学教育用ボールマシン(左下)、発声支援装置(右下)
本研究室は音声や画像、体の動きなど多様な手段を用いたユーザーインタフェースを開発し、
ユーザーが真に使いやすい家電機器や誰でもデジタルコンテンツを楽しめる機器の実現を目指します。
また、デザイン思考によるイノベーション創出手法を用いて、ユーザー観察、アイデア生成、ラピッドプロトタイピング、および評価結果に基づく新たな課題認識のサイクルを回しながら、課題解決力を学びます。

大画面ディスプレイ(上)、科学教育用ボールマシン(左下)、発声支援装置(右下)
主な研究テーマ
- 発声支援装置のためのハンズフリーユーザーインタフェースに関する研究
- 簡易音声対話システムに関する研究
- 高臨場感映像音響システムに関する研究
指導教員
松井 謙二
教授
(マツイ ケンジ)
専門分野
- マルチモーダルユーザーインタフェース
- 音声信号処理(音声合成、音声認識、音声強調)
- センサ融合・統合
- デザイン思考によるイノベーション創出手法
教員メッセージ
工学技術者の使命は、科学技術を用いて社会生活の改善と向上に寄与することです。
本研究室では、急速に進化、発展していく電子情報通信分野の技術を活用し、現在、社会が直面している様々な課題に取り組むための考え方、手法を学びます。そのためにソフトウエア、ハードウエア技術をバランスよく学び、実際にものづくりを行うことで課題解決能力、評価分析能力などを身に付けることができます。
在学生メッセージ
マルチモーダルデザイン研究室は、映像音響を主としたものづくりの研究室です。
現在この研究室では、大画面ホームシアターの製作や、音声対話、発声支援装置などの映像・音響を主にした研究と、マイコンを使った大型アート作品の製作を行っており、松井教授のもと、皆が自分の思い思いの研究を行っています。映像音響に興味がある人やものづくりが好きな人、自分の考えを形にしたい人など、少しでも興味を持った方はぜひマルチモーダルデザイン研究室に足を運んでみてください。きっとやりたいことが見つかると思います♪
この研究がかなえる未来
・課題把握能力と課題解決手法を学ぶことで、社会で活躍できる工学技術者を育成します。
・発声支援装置やそのユーザーインタフェースなど、高齢者、障害者を支援する技術を生み出します。
・情報家電機器をより快適に操作できるようなユーザーインタフェースを提案します。